2015年10月31日土曜日

ツールドおきなわ2015参戦記(5)(輪行の練習)

 今回はどうしても自転車を飛行機に乗せなくてはいけないので、輪行はさけられません。
 別途、宅配サービスを利用するという手もなくはないのだけど、すでにニューバイクと、参加費で散財済みなので、ここは手荷物として預ける以外、選択肢はありませんでした。
 いきなり前日というのも少々心配なので、練習をしてみました。
 まずは、輪行袋。

 調べてみるといろいろな種類があり、まず目にとまったのが、オーストリッチのOS-500というもの。クッションの効いたバッグは、ホイールを入れるところとフレームを入れるところに仕切りがされており、傷付き防止にもなって、大手チームも使っている。使わないときには三つ折りにできるとか。
 もうこれにしようかな~と思ってアマゾンにお邪魔すると、なるほどいいものは結構お値段もします。概ね16,000~20,000円程度。
 う~ん、ちょっと思ってたより高い。
 さらに調べてると、それぞれ機能が違って、後輪を外さなくてもいいタイプ(入れるのは簡単だが、嵩が大きく、航空会社によっては嫌がられる)とか、超薄手・軽量でボトルゲージに収納できるタイプ(クッション製は期待できない)とか、それぞれ特徴ある模様。
 そんな中、求める機能と値段のバランスで決めたのは、オーストリッチ ロード520。
 生地は少し厚手で、リアのエンド金具が付属する。前後輪を取りはずして収納するタイプ。お値段8,000円程度。
 クッション製は期待できないけど、多少すれたぐらいでは破れたりしなさそう。また、ボトルケージに入るほど小さく折りたためないけど、もし今後電車で輪行するときも持ち運べなくもないかな。


 中身を出してみるとこんな感じ。
 さすがにボトルケージには入らないけど、それほどかさばるものではありません。
 生地はそこそこしっかりしています。
 

 あけてみると、本体の袋のほか、エンド金具(リア)、持ち運びに使用するストラップ、フレームとホールを固定するストラップなど。

 では、説明書に従い、まずは自転車をばらして行きます。
 

 ホイールを取り外し、今回は、メンテナンスもかねてチェーンも外しました。
 クイックリリースは取り外した上で、リアのスプロケには、軍手をかぶせます。


 次にフレーム。
 エンド金具を取り付け、サドルとこのエンド金具で立てます。
 このときエンド金具は、リアディレーラーが地面に着かないような角度で取り付け、動かないようにしっかり取り付けます。




 フレームがサドルとエンド金具で自立したら、次はいよいよ輪行袋へ。
 袋のファスナーを開けてみると、そこの部分にきちんとサドルとエンド金具をそれぞれ当てる部分の印が付いています。



 ここに、先ほど自立したフレームを立てます。



 またこのとき、フロントのチェーンリングとリアディレーラーには、いわゆるプチプチで保護をします。本来なら、別売のカバーを準備すればよかったんでしょうが。
 次に、取り外したホイールを、袋の中にあるホイール用の左右のポケットに入れ、フレームに立てかけます。


 本番は、フレームとホイールを付属のストラップで巻いて固定しますが、今回は練習なので、省略します。
 これでだいたい、本体の収納は完了。
 あとは、持ち運びに必要な肩かけ用のストラップを取り付けます。
 まずは、チェーンステーに片方を引っかけ、


 袋の小窓からもう片方を外側に出します。


 
  さらにその片方の端っこをヘッドチューブに引っかけます。

 この状態で、本体のファスナーを閉めていくと完成。


 外に出ている部分のストラップを肩から提げて、持ち運ぶことができます。
 以上でだいたい正味30~40分程度。
 次回は、もうちょっとスムーズにいけるかもしれません。
 できれば、ホイールとハンドルバーが干渉する部分にはプチプチを、持ち運び用のストラップを通すフレームの部分には、表面保護の対策を、またクランクが動かないように、フレームとクランクを固定しておくと良さそうです。
 

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