2015年10月31日土曜日

ツールドおきなわ2015参戦記(5)(輪行の練習)

 今回はどうしても自転車を飛行機に乗せなくてはいけないので、輪行はさけられません。
 別途、宅配サービスを利用するという手もなくはないのだけど、すでにニューバイクと、参加費で散財済みなので、ここは手荷物として預ける以外、選択肢はありませんでした。
 いきなり前日というのも少々心配なので、練習をしてみました。
 まずは、輪行袋。

 調べてみるといろいろな種類があり、まず目にとまったのが、オーストリッチのOS-500というもの。クッションの効いたバッグは、ホイールを入れるところとフレームを入れるところに仕切りがされており、傷付き防止にもなって、大手チームも使っている。使わないときには三つ折りにできるとか。
 もうこれにしようかな~と思ってアマゾンにお邪魔すると、なるほどいいものは結構お値段もします。概ね16,000~20,000円程度。
 う~ん、ちょっと思ってたより高い。
 さらに調べてると、それぞれ機能が違って、後輪を外さなくてもいいタイプ(入れるのは簡単だが、嵩が大きく、航空会社によっては嫌がられる)とか、超薄手・軽量でボトルゲージに収納できるタイプ(クッション製は期待できない)とか、それぞれ特徴ある模様。
 そんな中、求める機能と値段のバランスで決めたのは、オーストリッチ ロード520。
 生地は少し厚手で、リアのエンド金具が付属する。前後輪を取りはずして収納するタイプ。お値段8,000円程度。
 クッション製は期待できないけど、多少すれたぐらいでは破れたりしなさそう。また、ボトルケージに入るほど小さく折りたためないけど、もし今後電車で輪行するときも持ち運べなくもないかな。


 中身を出してみるとこんな感じ。
 さすがにボトルケージには入らないけど、それほどかさばるものではありません。
 生地はそこそこしっかりしています。
 

 あけてみると、本体の袋のほか、エンド金具(リア)、持ち運びに使用するストラップ、フレームとホールを固定するストラップなど。

 では、説明書に従い、まずは自転車をばらして行きます。
 

 ホイールを取り外し、今回は、メンテナンスもかねてチェーンも外しました。
 クイックリリースは取り外した上で、リアのスプロケには、軍手をかぶせます。


 次にフレーム。
 エンド金具を取り付け、サドルとこのエンド金具で立てます。
 このときエンド金具は、リアディレーラーが地面に着かないような角度で取り付け、動かないようにしっかり取り付けます。




 フレームがサドルとエンド金具で自立したら、次はいよいよ輪行袋へ。
 袋のファスナーを開けてみると、そこの部分にきちんとサドルとエンド金具をそれぞれ当てる部分の印が付いています。



 ここに、先ほど自立したフレームを立てます。



 またこのとき、フロントのチェーンリングとリアディレーラーには、いわゆるプチプチで保護をします。本来なら、別売のカバーを準備すればよかったんでしょうが。
 次に、取り外したホイールを、袋の中にあるホイール用の左右のポケットに入れ、フレームに立てかけます。


 本番は、フレームとホイールを付属のストラップで巻いて固定しますが、今回は練習なので、省略します。
 これでだいたい、本体の収納は完了。
 あとは、持ち運びに必要な肩かけ用のストラップを取り付けます。
 まずは、チェーンステーに片方を引っかけ、


 袋の小窓からもう片方を外側に出します。


 
  さらにその片方の端っこをヘッドチューブに引っかけます。

 この状態で、本体のファスナーを閉めていくと完成。


 外に出ている部分のストラップを肩から提げて、持ち運ぶことができます。
 以上でだいたい正味30~40分程度。
 次回は、もうちょっとスムーズにいけるかもしれません。
 できれば、ホイールとハンドルバーが干渉する部分にはプチプチを、持ち運び用のストラップを通すフレームの部分には、表面保護の対策を、またクランクが動かないように、フレームとクランクを固定しておくと良さそうです。
 

ツールドおきなわ2015参戦記(4)(ゼッケン引換証が届いた!)

 もうみんな届いているのでしょうが、うちにも届きました。
 引換証。

 いよいよ気持ちも高ぶってくるものと思いきや、今週はマラソンの後遺症で、自転車に乗るどころではありませんでした(泣)。

 京都は朝晩どんどん寒くなって、自転車に乗るのが億劫になってきました。
 沖縄はどんな天気で迎えてくれるのかなあ。

 今シーズンの最後、素敵なツーリングになればいいなあと願います♪

2015年10月27日火曜日

初のフルマラソン(大阪マラソン2015)

 表題のとおり、初めてのマラソンに出てきました。
 普段から昼ランとか、全く走ってないわけでないので、正直軽~く考えていました。
 よく30㌔の壁とか言われていましたが、それもまあ気持ちで乗り越えられるくらいのものではないかとか。
 目標は、初マラソンでサブフォー(4時間切り)
 でも甘かった・・・甘甘でした。
 やっぱり普段からちゃんと走ってないと走りきれない距離でした。気持ちでは足は動いてくれない・・・。
 一応ゴールにまではたどり着きましたが、「完走」とは口が裂けても言えません。
 初マラソンのドキドキも、爽快さも、30㌔の壁も、足の痛みも、全身の疲れも、そして楽しさも、全部身をもって体験したこの週末のこと、忘れないように書いておきます。

 【思いつき編】
 昨今のランニングブーム、私は特にスルーしていたのですが、うちの自転車部長(←かなりストイックに自分を追い込む系の人)が、近年トライアスロンに挑戦して、すごい成績を出してる。
 特に宮古島の大会なんて、数㌔泳いで、百数十㌔自転車乗ったあと、更にフルマラソン・・・。
 人間って、やれば何でもできるんだなあと感心する一方で、元々泳ぐのはできないので、走る方なら挑戦できるかとか、変なところで負けん気を出してしまったのでした。
 それに、仕事場にもマラソンに挑戦する人は結構いて、お昼休み走ってたりすると、結構勧められる。
 あと、自転車の練習と併せて走ることを、自転車で高心拍を維持するのが比較的楽になることも気付いていました。
 ならば、思い切って一度と考えてのことでした。


 【準備編】
 《本番に向けて》
 始めてマラソンにエントリーしたのが、去年の大阪、続いて京都もエントリーするも落選し、去年は挑戦なし。
 そして今年の大阪、気分的にどっちでもいいなあと思いながらエントリーしたところ、当選。
 今思えば、そこからもっともっとがんばってくればよかったんでしょうが、それでも自転車と昼ランと、できる限り取り組んできました。ただ今年は天候不順だったり、体調不良だったり、仕事で悶々としたりで夏の間はなかなか身が入らなかったしなあ・・・。
 本番前の1~2ヶ月くらいは、さすがに昼ランだけでは心配があり、休日の1~2時間走とかも予定していたものの、これも風邪を引いたり、足底筋膜炎を発症したり、天候が不順だったりで、結局できずじまいとなりました。

 《前日受付》
 レース前日の土曜日受付へ。本当なら金曜日、仕事半休くらいで行きたかったんだけど、他の人との休みの予定がかぶってしまい行けず。


 受付会場のインテックス大阪は、本番の設営が完了し、すごい受付の人たちの数。
 で、終わったらすぐ帰れるのかと思いきや、全部のブースをグリグリと歩く仕組みになっていて、なかなか帰れない。
 こちらは、奥さんがPTAの寄り合いで子守も兼ねて子連れだったし、娘の音楽教室のレッスンを終えて、夕方出発な上、明日のことも考えればできれば早めに切り上げて帰りたかったけど、素敵なブースもあるし、あとあの大量の屋台の部屋で、子供たちの買い食いも続き、いつまで経っても帰れず、結局家に帰り着いたのは8時前だった。インデックス大阪遠すぎるよ・・・。


 《当日スタートまで》
 レース当日は、大阪城のスタートが9時、整列が8時40分、荷物預け締切8時ということで、着いて着替えて荷物整理とか、段取りを考えて、7時過ぎに京橋着に設定、家を6時に出ることにして起床は5時半。
 早い時間の電車にもかかわらず、それと見てこれからマラソンを走るんだなあとわかる人たちがたくさん。
 京橋に7時過ぎに到着し、大阪城まで歩く。
 格好からして本気の人から、ハロウィンにちなんだ楽しい姿の人までたくさん。
 公園の入り口付近で着替えを済ませ、荷物を整理。
 7時50分頃荷物を預ける。
 出走前のトイレは整列場所の近くでと思ったものの、基数が少なく行列が少なかったため、少し戻って並び直し。
 男の子の小の行列なのに、結局30分近く並んでいるうちに、整列の締切時間ギリギリで整列場所へ。
 当然、セレモニーなんかわからないような後方の場所なんで、スピーカーを通しての声が聞こえるだけ。


 8時55分、車いすマラソンがスタートし、更に5分後の9時ちょうどに、マラソンもいよいよスタートとなりました。

 【レース編】
 さて、9時に号砲が鳴ってランナーたちから拍手が起きるも、私が並ぶMブロックは、いつまで経っても動きなし。
 近くのスピーカーからは、DJのお話しががんがん聞こえてる。
 やっと動き始めたのは、9時15分を過ぎた頃から。
 全体がノロノロと前に動き始める。
 とはいえ、走るほどでもないので、ゆっくり歩いて着いていく。
 追手前の交差点あたりで小走りになり、9時21分、やっとくさスタートラインを超えました。
 それにしてもすごい人。
 走るどころではなく、前の人の靴を踏んづけないように、小走り。
 う~ん、これは明らかに4時間切れるペースじゃあないなあ(とか、この時点ではまだまだ本気で思ってた)。
 もうとにかくず~っと前まで人が並んで走っていて、周りの人たちはカメラがあればそちらに盛大に手を振り、有名人を見つければ追っかけていき、知人を見つければ歩み寄り、沿道の人とはハイタッチをかわし、ものすごい仮装をした人がゆるゆると走っている。
 もうこうなれば、後半に不安(想像以上に的中するわけですが)の残る私は気が気でなくなって、隙間を見つけて少しずつ前に出て行くことに。
 だから、最初の頃はコース上を右へ左へ、スピードを上げ下げしながら、走っていました(まだこの頃は余裕)。
 いつもの昼ランは概ね5㌔なんで、ここまではなんの問題もなし。むしろいつもよりずっと遅いペースなんで、余裕♪。
 ただ10㌔過ぎてくると、足に若干の痛み。でも走れないほどでもないし、何せまだまだ4分の1。
 まだ、空を見上げて見たり、町並みを確認する余裕もある。
 それに、沿道の応援がすごい。
 出走している有名人の応援をする人たちはともかく、誰ということもなく、でも誰にでも「がんばれ」と応援してくれる。なんとありがたいことか・・・(最初のうちは)
 でも、20㌔あたりに近づくにつれ、足が怪しくなってくる。足が痛い・・・。
 いつものふくらはぎとか、足裏とか、そういうことじゃなくて、全体的に、太股とか。
 う~ん、まだ半分。OCATが見えてる。
 今にして思えば、ちゃんと走れたといえるのは、このあたりまでだったか。
 通天閣近くの折り返しを過ぎる頃には本当に余裕がなくなってたまらず立ち止まり、屈伸し、足を伸ばす。
 ただ、立ち止まれば次走り出すのが辛くなるので、ペースを緩めつつ、走り方を少し変えてみたり、がんばって腕を振って、何とか足を進めてみる。
 30㌔あたり、応援団長の森脇健児がコース上に登場。「勝負はここからやで~」と鼓舞してくれる。
 けど、もうこのあたりが限界。足が痛重く、走り続けることができない。
 なるほど、30㌔の壁というのはこういうことなのか・・・確かに壁だ。
 相変わらず沿道の応援はすごくて、いろんな横断幕も出てる。「足が痛いのはゴールしたら直る」。なるほど、まあなにしろあと十数㌔の我慢。
 もう少し行ったら、ものすごい大きな補給所「まいどエイド」があって、食べ物と飲み物をつまみ食い。
 本当にありがたい。
 ただ、スピードが落ち、足の痛みが辛くなってきたこのあたりで、フルマラソンにエントリーしたことを強烈に後悔し始める。
 北加賀屋を過ぎれば、進路は西向きに。ああ、やっと南港の方向に向かい始めたなあ。35㌔ということは、残り7㌔ちょっと。いつもの昼ラン2回分もないのか・・・。2回分!?そんなんで終わってしまうならがんばって走らないと、とか、いろいろ思ってみても、どうがんばっても少し走っては歩く、そんなペース。
 沿道の応援は途切れない。う~ん、ここまで来るとありがたいを通り越して、歩くのが申し訳ないというプレッシャーに変わる。この中には、今年の抽選に外れて、走りたくても走れない人もいると思うと、その人たちの分もとか思い直して、走ることをがんばろうと思い立ったり、でも無理だったり。
 心臓破りの南港大橋、心臓破りというよりは、足の関節壊しの風情。むしろ下り坂が、気を抜くと間接からガクッと崩れそうで、歩いて進むのが精一杯。
 南港に入ってからも、いつもなら少しの距離なのに、なかなかたどり着けない。
 前半、いい調子でたくさんの人を抜いたけど、ここに来てもうすごい勢いで置いて行かれる。
 まあ仕方ないな。でもここまで来たらゴールにまではたどり着きたい。
 もう十数分で終わってしまう名残惜しい気持ち・・・は少なくともこの時には微塵もなく(笑)何しろ早くゴールして、へたり込みたいその一心。
 南港島を大きく回り込み、やっとくさインデックス大阪が見えて、残り220mでゴールの横断幕が見えた。
 最後の気力でもう一度走り出して、左に曲がると、向こうにゴールゲート。
 う~ん、最後だけってのもなんだけど、まあ終わりよければ全て良しか。
 もうほとんど残っていない気力とともに何とかゴールしました。
 疲れた・・・・。

 【その後編】
 「ゴール付近には立ち止まらず、ランナーの皆さんは前に進んでくださぁい」とのアナウンスは十分に聞こえてるんだけど、もう立っていることもできないので、一度、通路の脇にしゃがみ込む。
 本当は、ゴール周りの様子とか、写真もとってみたかったけど、電話を取りだして写真を撮るのも億劫で。
 少し、休んで、他のランナーの流れに乗って、完走メダルとタオルと、朝預けた荷物を受け取り外へ。
 更にもう一度座り込んで、靴のひもを緩めて、Tシャツだけ着替えて、長らく待っていてくれた自転車部長の下へ。
 なんと、部長は3時間少々でゴールされてたので、都合2時間は待ってもらってた。申し訳ない。
 会場から駅までの道のりは、硬く棒のようになった足にはあまりにも遠く、階段の段差はあまりにも大きく、すし詰めの電車で席に座れたのは、本当にありがたかった。
 部長と別れた後、奈良経由で帰途へ。
 もう乗り換えのホーム移動の階段が辛くて。
 最寄り駅まで迎えに来てくれた奥さんの車に倒れるように乗せてもらって、何とか家まで帰り着いたのでした。
 子供たちは前日「お父さん、べったこになったらあかんで」とたいそう心配してくれました。この日も盛大に迎えてくれたのだけど、この出迎えを受け止める体力も気力もほとんどなく、この日は晩ご飯の段取りも奥さんに任せて、早々に布団へ。
 何しろ、家の中で動くのさえ、何かものにつかまらないと立ち上がることも、歩くこともできなかったので。

 《翌日以降》
 レース翌日は、どれだけ仕事を休もうかと思いましたが、 マラソン走ってきて足が痛くて休んだというのは、言い訳としてはひどい部類に入ると思い、結局出勤しました。
 ただ、家から駅まで、駅での乗り換え、駅から職場までの徒歩は、いつもの1.5~2倍の時間がかかりました。
 一晩ではひとっつも足は回復していません。というか、寝ていても寝返りのたび足が痛み、そのたびに目が覚める始末。
 足は、上から両股関節、両膝関節(内側、外側)、両足の甲(ひもがきつかったのかなあ)、両足裏(特に左)の痛みがひどく、筋肉痛という感じはありません。いや、あるのかもしれませんが、各関節の痛みでわからないだけなのかもしれません。
 これだけかなあと思っていたら、両腕(走るときに振ってた腕)の他、背筋、背中~肩にかけても筋肉痛の他、肺も(大きく息を吸うと、息を吸う筋肉が疲れていることがわかる)。
 この他、胸の下に巻く心拍センサーのあたる部分がひどくすれてミミズ腫れに。
 まあ、普通考えたら5時間近くも連続で歩いたり走ったりするようなことは普段の生活ではないし、当日の行き帰りも含めたら更にもう2~3時間くらい立ちっぱなしなわけですから、当然か。
 今の段階では、これ本当に回復するのかしらとか、真剣に思っています。

 【まとめ】
 《装備》
 靴:ティゴラ(アルペンのプライベートブランド)の3時間向け
   普段の練習で何ら不具合は感じなかったけど、これだけ長距離を走るといろいろある。
   足底筋膜炎対策で、靴紐をきつめに締めてたけど、それが原因と思われ、両足の甲が盛大に内出血。
   紐をそこまで締め付けなくても足が暴れないようなものを探す必要があるのかも。
 靴下:ユニクロのスポーツ靴下
   特に不具合は感じない。
   練習にも使って、数回洗濯もしたので、靴の中で滑る感覚もなかった。
 上:Tシャツ
   ティゴラのドライTシャツ。これも特に問題なし。
 下:短パン
   ちょっと長めだった。もっと短くて軽量のものでもよかった。
 この他、天気が良かったので、20㌔あたりまではアイウェアを装着。また、貴重品等を入れたランニングポーチを腰に巻いた。
 あまり形から入る方ではないし、普段の練習は適当な格好でしているけど、やっぱりこれだけの距離になると、道具もある程度ものを言うと思う。
 足は、コンプレッションを身につけてもよかったと思う(ほとんどの人が付けてたし)。付けてたらどうなってたかなあ?。まあ今回の場合は、どちらにしてもどうもならないくらいの状況だったでしょうが。

 《補給》
 スタート時、アミノバイタルを2本持った。(20キロくらいまでで消費)
 途中、結構暑くて、結構最初のうちから給水を取った。
 水分不足と強く感じることは少なかったけど、結構汗はかいてたし、補給後すぐ汗が噴き出る感じがあったので、もっと積極的に給水してもよかったのかもしれない。
 魅力的な給食は、クッキー、バナナ、なんかを少量ずつもらった程度。
 もっと摂ってもよかったのかもしれない。
 《練習等》
 週に数回の昼ラン(5キロ弱)で臨んでしまいました。この他に自転車にも乗ってたので、心肺的には大丈夫かなあと甘い認識でいました。
 でも、ものの10キロほどで、足に痛みが出てきたので、やはり普段から長い距離を走ってそれに慣れる練習をしておかないとダメだとわかりました。
 1キロ5半分で10キロ55分時間、20キロ1時間50分とか。まあこれくらいの時間を本番までに複数回走る機会を作らないと、やっぱりいきなり何十㌔ってのは無理のようでした。
 ただ、今の生活の中で、1時間、2時間とか、走りに出る時間というのは、なかなか取りづらいなあ。
 あと、体重ももう少し絞るべきでした。スタート前日の68キロは、ベストから約2キロ増。

 《今後に向けて》
 さて来年というか、次回の話。
 昨日終えて、今日、今の体中の痛みを持って、すぐに来年の話ができるかといえば、全くそんな気はありません。
 だって、これが最初で最後のフルマラソンだと思って挑戦したもんで。
 今は、痛んだ関節、筋肉を治すことが先決で、早く日常の生活に戻れるようにしなければ。
 そしてその後の話。
 この歳にして初マラソンゴールしたという点については、人生の大きな1ページにはなりましたが、4時間切りという大きな目標を持っていて、結局それを達成することができず、最後まで走り抜くこともできなかったという状況は、全くもって精神衛生上よくありません。
 うちの自転車部長は、今回をきっかけに、このシーズン、もう1レースぐらい出てみればいいって言います。そうでないと今回の経験が生きないと。
 確かにそうかも。でも今はなあ・・・。
 でももう1回、もし、来年の大阪マラソンに出るとしたら、今度はちゃんと最後まで走り切るための練習をして臨んでみたいという気持ちはあります。
 来年のエントリーはまたGWあたりが締切なのかなあ。
 その頃までに気持ちも体も癒えてたら、エントリーしているのかも。でも、大阪マラソンって結構な倍率だし、そういう意味では来年リベンジできるかどうかはわからない。どうか神様、来年も当選しますように!・・・ってあれ?出走したい前提の話になってる?。
 何しろ、(万が一)次があれば、次こそはもう少しちゃんと計画的に体力面と、精神面と、道具を準備して臨みたいですね。当面は走ることをやめられないということになりそうです。


2015年10月20日火曜日

新しい自転車を組む(その7 完結編 ロングライドでシェイクダウンとテスト)

 つい先日できあがったCX6、ニューバイクのシェイクダウンと、走行テストを兼ねて、この週末、ビワイチ(北湖1周)に出かけてきました。
 超いい天気で、絶好のニューバイクテスト日和(?)でした。


 ビワイチの様子は下の方に書いていますが、まずは1周160キロ余りを走ってみてのニューバイクのことを書かなければ。

・ 乗った感じ(インプレ)
  乗った感じは、RFX8と比べると・・・正直よくわからない。
  RFX8より重く、アルミフレームで、ホイールもR500ということも考えれば、きちんと乗り比べたらその差は明らかなんだろうけど、RFX8には6月から乗ってなかったので。
  MTBと比べれば軽やかなのは間違いない・・・って、何てひどいインプレ。これじゃあロードバイク乗りの皆さんに失礼ですね。スミマセン。
  気を取り直して、CX6はアルミフレーム+カーボンフォークなので、振動吸収という点では、間違いなくRFX8に分があると思われ、振動やフレームの堅さから来る疲れはあった・・ように思いますが、あまりに久しぶりのロングライドだったので、それがどの程度だったかは正直不明です。
  ブレーキ以外は完全にロードバイク。シクロクロスフレームということでどの程度ロードバイクに比べ鈍重になるのか心配でしたが、そこの心配はなかったように思います。終始一人旅でしたが、足が売り切れるまで、平地では30km/h超での巡航も何ら問題なくできました。
  ただやはりアルミフレームなので、カーボンフレームのような弾力というか、返ってくるようなしなりはなく、レースで先頭集団で走るような瞬発が求められる場面は、少し無理があるかもしれません。ヒルクライムなら、重さが気にならなければ問題ないかなあ。
  その、一番変わったブレーキは、思ったほどの違和感はありませんでした。
  キャリパーよりよく効くので、ブラケットポジションを持っているときに、むしろ安心感がありました。
  また、峠の下りでも、十分に微妙なコントロールができて、VブレーキならではのONかOFFかといった、乱暴な感じではなく、それほど神経質にならなくても不用意にタイヤをロックさせたり、ジャックナイフになることもありませんでした。
  このあたりは、普段MTBに乗っている慣れからかもしれません。
  なお、補助ブレーキについては、終始一生懸命走ったので、握る場面はほとんどありませんでした。もしや取ってしまっても良いのかもしれませんが、特に引きのスムーズさが削がれている感じはないし、補助ブレーキのワイヤーアジャスターでブレーキの微妙な調整ができるので、当面取るつもりはありません。
  総じて、その性能と、頑丈さ等を考えれば、今後もしかすると、ロードバイクと遜色なく走ることができて、より気軽に乗れるCX6の出番が増えていくような予感がします。
  以上が、素人なりの拙いインプレです。

・ セルフビルドに伴う不具合
  コンポ、ブレーキの調整に関しては特に問題なし。
  ボルトの締め付け不足が3箇所。
  1箇所はハンドルバー。行程の半分を過ぎて、前傾姿勢が辛くなってきた頃、いや、それにしても辛いなあと思い、改めて見直してみると、ブラケットもろともものすごい向こう向きに倒れていました。次の休憩で角度を修正の上、ステムとの取り付けボルトを増し締め。
  2箇所目はサドルの取り付けボルト。
  賤ヶ岳の登りで、なんだかサドル周りがギシギシいうなあと思って登り切って確認すると、サドルがガタガタでした。締め付け直し。ボルトが落下しなくて良かった・・・。
  3箇所目は、サイコンの台座。
  これも、乗っているうちにサイコンが遠くなっていく感じ。おかしいなあと思っていると、これも取り付けボルトが緩んでました。同じく増し締め。
  その他、これといった問題は起こりませんでした。
  
 というわけで、今度の沖縄を前に、ニューバイクのことをよく知ることができて、また不具合も修正できてとても良かったし、沖縄でも十分使えるということがわかりました。
 まして普段乗りでも十分。
 太いスリックを履いて通勤に使う楽しみも増えました。
 これから末永く付き合って行けそうな予感です。CX6最高♪。


 あとは、ビワイチの様子を少しだけ。

【スケジュール】
 5時50分起床
 着替え等をすませ、6時10分頃自宅を車で出発。
 目的地は、草津市内の湖岸道路沿いの駐車場。
 途中、コンビニで、買い出し、トイレをすませる。
 7時過ぎ、駐車場到着
 自転車を降ろし組み立て、持ち物を整え7時25分出発
 以下、通過時刻等
 8時00分 琵琶湖大橋東詰(北湖1周開始)
 9時36分 長浜港(小補給、トイレ休憩)
  木之元あたりからマキノあたりまでは風強く向かい風多し。
 10時40分 賤ヶ岳
  海津大崎のトンネルで落車。
 11時57分 今津平和堂裏(小補給)
 12時46分 セブンーイレブン近江志賀北小松店(小補給、トイレ休憩)
 13時55分 琵琶湖大橋西詰
 14時02分 琵琶湖大橋東詰(北湖1周完了)
 14時24分 駐車場帰着

【補給】
〈走り出す前〉
 おにぎり×1
 サンドイッチ×1
 ホットコーヒー
〈途中〉
 菓子パン×2
 グリーンDAKARA×1
 緑茶×2
 ホットコーヒー×1
 おにぎり×1
 アミノバイタル×4

【走行まとめ】
 総走行距離 163.01km
 総累計時間 6時間59分
 総移動時間 5時間44分

 1周走行距離 147.78km
 1周累計時間 6時間2分
 1周移動時間 5時間11分

 新しいバイクにどうしても乗りたくて勢いでやった感じありです。
 なんせ、こんなロングライド、今まで一人で行ったことなかったですし。
 また、奥さんから、早く帰ってこいと言われていたので、せいぜいがんばって走りました。
 が、さすがに疲れました。
 誰かと一緒に休憩や、散策をしながらなら気分的にも余裕あったのでしょうが、一人で走り続けると、ペース配分がよくわからず、休憩に止まるのも億劫になり気味でした。
 できれば、もっと余裕を持って、すべてを忘れて走りに行きたいなあ。
 ああ、そういえば、行くんでした。
 沖縄がどんどん迫ってきています。
 もう一がんばりです♪



新しい自転車を組む(その6 アンカーCX6組み立て 後編)

 では、ニューバイク組み立ての続きです。
 がんばって最後まで書いてしまいます。

 13 ディレーラ-調整
   いつもこれが一番苦労します。
   こちらもシマノの説明書を見ながらの作業です。
   フロントは、まずロー側から内側のガイドプレートとチェーンの位置を、次にトップ側について、外側のガイドプレートとチェーンとの位置を調整ねじで合わせるのですが、これがそのとおりにいきません。
   要は、両方の調整ねじによる調整範囲をあらかじめ「いいくらい」にした上で調整を始めないと、いくらがんばっても調整できないわけですが、最初はわからないですし。ここのところをもうちょっとシマノさんには説明書に書き足して欲しいなあ。
   結局、これに一番時間がかかりました。
   リア側も同じです。
   ただ、リアディレーラは、フロントと違い取り付け位置が固定されているので、フロントより簡単だと思います(取り付け位置がおかしいのかもという心配がないため)。

 14 シートポスト及びサドル取り付け
   サドル本当に値段も形も様々で、購入時決めあぐねていました。結局RFX8についているアンカーの純正品が気に入っていた(というかなんの不具合もなかった)ので、今回もそれにしました。
   今まで使っていたものを今回のバイクに、新しく来たものをRFX8用としました。
   シートポストにサドルを取り付け、シートチューブに挿入・固定します。
   なおサドル高さは、RFX8に付いていた時と同じ高さとしました。


   以上が、10月12日(祝)の作業で、子供奥さんの目を気にしながら、朝9時過ぎから始めて途中昼食と買い物に4時間近く外出し、18時頃に終了しました。
   中腰での作業が多く、自転車に乗っているとき以上に太股、腰が筋肉痛です(泣)
   さらに日を改めて作業は続きます。

 15 ペダル交換(SPD-SL→SPD)
   ペダルは、MTBについていて、普段運用しているSPDとし、片面はフラットなものということで、PD-A530とし、今付いているSPD-SLは次のRFX8まで取っておきます。



 16 バーテープ巻き付け
   バーテープだけは初めての交換なので、自転車屋で直接物を見て選びました。とはいえ、箱から少しのぞく程度の部分だけではよくわからないので、これは今後使ってみるしかありません。
   一応、巻き方はいろんなサイトで紹介されているのと、RFX8のテープを剥がす時にたくさん写真を撮ったので、それらを参考に、巻く方向に注意しながら巻いていきます。




   参考にしたサイト:http://www.cb-asahi.co.jp/html/mente-bartape2.html

 17 小物類(サイコン台座、スピードケイデンスセンサー、ボトルケージ、リフレクター、チェーンウォッチャー取り付け)
   サイコンはガーミン(Edge500)を使用しており、純正ではステムに固定できる台座と輪ゴム(?)が付属しているのですが、ステムでは少し下過ぎて見にくいので、ステムのクランプ部に一緒に止められるタイプの補助バーとしました。ガーミン専用に台座よりリーズナブルで、今後、ライト等を増設できます。



   CX6のフレームには、シートチューブにボトルケージを付けるためのねじ穴がありません。シクロクロスという競技の特性を考えれば、ボトルを2本も持つ必要が無いからでしょうね(一本分付けてくれただけでもありがたいと考えるべきかも)。
   なんで、前から手持ちでありました、サドル下にボトルケージを増設できるMINOURAのステーを取り付けました。片方には、ボトル、片方にはツール缶という使い方になりそうです(が、輪行の際は外す必要があるかも)。


 というわけで、まあ何とかニューマシンが完成しました。








 個人的に一から組む自転車は2台目。
 新しい部品を選んで、来た部品を一つ一つ開封して組み付け、イメージどおりのバイクに仕上がっていくのは楽しいのですが、ディレーラ-の調整の手間を考えると、どうしても億劫になってしまいます。
 実際、1つの自転車屋で全部の部品と、組付けを発注したらその手間も生じないわけではありますが、たぶん目の玉飛び出るくらいの工賃がかかることでしょうし、何より自分で組んだバイクは仕組みが理解できて、愛着もわくわけで、そう考えれば自分にとっては必要な手間だった・・・ということにしておこう。
 遠目に見たら色の雰囲気はRFX8と変わらないですが、ホリゾンタルになったこと、よく見るとブレーキとフロントディーラが違い、確かにロードバイクではありません。

 そしてこの週末、ニューバイクのシェイクダウン兼ロングライドに出かけます。
 

新しい自転車を組む(その5 アンカーCX6組み立て 前編)

 では、CX6の組み立て開始。

 2年前に、当時およそ10年ものの手持ちのTREK6000を、SDA王滝に出るためにコンポを自分で全替えしたことがあるので、まあできないことはないと思っています。
 実際、部品の組み付けそのものは、それほど難しくありません。
 一番苦労する、というかわからないのは、ワイヤー類の取り回しと、変速機の調整です。
 組み立ては一度ひととおりやったことがあるとはいえ、自転車屋みたいに作業に慣れてないし、組み付けるのに便利なスタンドや専用部屋などないので、作業しやすい段取りを考えて、大まかな作業手順は次のとおりとしました。
 では順番に。

 1 RFX8(部品を取る側)の現状を、できるだけ細かく写真に記録
   CX6のワイヤーの取り回しと、今後グレードアップしたコンポを組み付ける際の参考のため。

 2 RFX8から部品を取りはずし
   スプロケ、クランクセット、BB、フロントディレーラ、リアディレーラ、STIレバー、サドル
   BBは、今回新調したトピークの専用工具で取りはずします。

トピークの工具はキャップ回しも付属しててお得です。

   右側が逆ねじなんで、注意が必要。が、ものすごいトルクで締まっていて、かなりがんばっても全く動かず、もう諦めて自転車屋に持ち込もうかと思いましたが、何とか取れました。
   さすがに自転車屋が組んだだけあって、変なことにはなっていません。
   STIレバーは、今付いているバーテープを剥がさないと取り外せません。テープは多少使い込んで部分的に破けてきていたので、いずれにせよ巻き換えるつもりでした。
   ただ、未だバーテープを自分で換えたことがないので、こちらも巻き付けるときのために入念に写真で記録の上、はがしていきます。


   ハンドルバーの水平部分には下地にきちんとビニールテープが貼ってあってアウターワイヤーがきちんと固定されていました。

 3 BB取り付け
   BBは、取り外した際、一部クランクとの隙間に砂が付いた状態だったので、あらかじめパーツクリーナーで掃除し、取り付け。取り付けにあたっては、ねじ部分にグリスを塗布します。
   なお、MTBに取り付ける際は、BBの幅に合わせてスペーサーを挿入しますが、ロードバイクはスペーサーは入れません。

 4 R500にスプロケを挿入し、CX6に取り付け(スタンドで立てられる状態になる)
   RFX8で使っているmavicは、9速のスプロケを取り付ける際、ホイールに付属のスペーサー(厚さ1.75mm、シマノは1.85mmとされている)を噛ませていました。これはmavicが、11速対応だからです。ちなみに10速のスプロケを取り付ける際は、さらにもう1枚、今度はスプロケに付属のスペーサーを噛ませます。


   手持ちのR500は11速に対応していないので、スペーサーは使用しません。
   ※参考にしたサイト:http://www.cb-asahi.co.jp/html/size-shimano11s.html

 5 ハンドルバー取り付け
   とりあえず組み付け。
   最終的に微調整するので、最初は仮組です。



 6 ブレーキ取り付け
   ここが一番大きな違いです。
   とりあえずは、前後の台座に組み付け。組付けの際、スプリングの穴(?)は、真ん中にしました。


   またこのバイクは、沖縄でロングを走る予定ですが、基本的には普段の通勤、町乗り仕様なので、今回は補助ブレーキを取り付けることとしました。補助ブレーキについてはいろいろ言われていますが、まあそれもひっくるめてのことです。このレバーは、径31.8mmに対応しているので、ハンドルバーのステムのクランプ部から細くなり始めるギリギリの所に固定しました。
   ※参考にしたサイト:http://blogs.yahoo.co.jp/whfsc363/68364202.html

 7 クランクセット取り付け
   クランクには、BBとの隙間部分に砂や汚れが付着していたので、こちらもパーツクリーナーであらかじめ掃除し、先ほど取り付けたBBに通す感じで取り付け。
   取付の際は、グリスを軽く塗布。

 8 前後ディレーラ-取り付け
   フロントディレーラの取付~調整は、私の超苦手部分。
   とりあえずは、シマノの説明書どおりに、チェーンリングにガイドプレートが平行になるように、歯から1~3mmの場所に調整して取り付け。
   ※参考にしたサイト:http://si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/dm/DM-FD0001-01-JPN.pdf
   リアディレーラは、既にハンガーが付いていますので、そこにねじ止めします。

 9 STIレバー取り付け
   シクロクロスは、STIを多少しゃくるように、ハンドルバーの上の方につける場合が多いそうですが、今のところシクロクロスレースに出場の予定はないので、RFX8の時と同じような角度になるように取り付けます。


 10 ブレーキ及びシフトのアウター、インナーワイヤー配線
  ・ ブレーキワイヤー
    今回、補助ブレーキをつけるので、まずはSTIから補助ブレーキまで、アウターワイヤーをハンドルバーに沿わせてぴったりの長さにする必要があります。
    とりあえず、ビニールテープでハンドルバーの前下側に沿わせるように仮止めし、補助ブレーキまで配線。
    一応仮止めの段階では、成功しました。


あとは補助ブレーキレバーからブレーキ本体までの配線ですが、これは長すぎれば格好悪いし、短すぎるとハンドルを切っただけでブレーキが掛かってしまったりするため、配線を仮組みしながら反対側にハンドルを切ったりして、何度か長さを調整しました。



  ・ シフトワイヤー
    基本的にはMTBと同じルート。
    ただし、フロントディレーラは下引きのロードバイク用なので、上引きに変換する必要があります。
    なんで、トップチューブから下向きに配線し、シートチューブの下部に取り付けたワイヤーローラーを噛ませて下引きににし、ディレーラに固定します。



 11 チェーン取り付け
   RFX8よりスプロケとクランクセット間が広くなってしまったので、前のチェーンではコマ数が足りず、今回チェーンは新調しました。
   長さはこちらもシマノの説明書を見ながら、コマ数を詰めた上で、付属のミッシングリンクでつなぎました。


   ※参考にしたサイト:http://si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/dm/DM-GN0001-13-JPN.pdf

 12 ブレーキ調整
   一応、普段からVブレーキのMTBに乗っているので、こちらは大丈夫。
   初期のたるみを取った後、ワイヤーを固定し、引きしろを調整します。
   なお、前(右)ブレーキはとてもスムーズに引けるのですが、後(左)ブレーキは、少し引きが渋めです。おそらく、補助ブレーキとワイヤーの取り回しの両方が影響していると思われるのですが、ブレーキの作動状況に特に問題はないため、当面これで様子を見たいと思います。
   ※【後日追記】ワイヤーの取り回しを調整したところ、引きの渋さはほぼなくなりました。
   また、当初心配していた「STIでVブレーキが引けるか」という点については、シェイクダウンはまだですが、十分引けそうです。
   ちなみに、タイヤの取りはずしについては、ワイヤーを外すと大きく開くことから、タイヤが太くなっても特に問題は生じないと思われます。

 長くなってきたので、続きは後編で。