2015年6月17日水曜日

第12回 2015 Mt富士ヒルクライム【本番編】

 第12回 2015 Mt富士ヒルクライム【レース編】

 6月14日に開催された標記レース、参加してきました。
 当日早朝は雨。でもスタートする頃には晴れ間も見えて、レース中はまずまずのコンディションで、助かりました。
 目標の90分切りは、一応達成しました♪。
 当日のまとめをしておきます。

【当日スタートまで】
 山中湖畔の宿から指定駐車場の「くぬぎ平スポーツ公園」まではだいたい30分くらい。
 途中朝ご飯を調達する時間、駐車場の出入りの時間、準備の時間、準備を終え、会場までの時間等々、下山用荷物の預かりリミット6時10分から逆算して、4時に起床、出発。
 時間はだいたい目論見どおりで、準備を終えて自転車で駐車場をあとにしたのが5時20分頃。
 ただこの時間は結構降ってたなあ。路面は完全ウエットで、前の人に付いて走ってたら何回もタイヤをロックさせてしまい、下山がこんなだといやだなあととても不安でした。
 会場近くは自転車渋滞が発生してたものの、5時50分くらいには会場に到着し、荷物を預ける。
 肌寒いのと雨とで、上に着ているウインドブレーカー、レース中は要らないので一緒に預けるか迷ったけど、スタートまで時間があるので、これだけは着ておくこととする。
 そうそう、スタートは第14ウェーブ。
 目標タイム90分としたらもっと前のスタートのはずが、どうやらエントリーの際入力を間違った模様。
 中継される開会式の模様を聞いたり、トイレの行列に並んだりしながら、スタートを待つ。
 主宰者選抜の組がゴールする頃、8時16分に、やっと14ウェーブもスタート。今年は競技場ではなく、駐車場がスタート地点。

【レース】
 スタート後、胎内の交差点まではパレードラン。
 左折後すぐに計測地点があり、サイコンもスタート。
 さて今年の登り方として、去年はコースも状況も分からずただがむしゃらに行けるところまでという感じでバテバテになったのを少しだけ反省し、事前にコースについてちょっとだけ調べました。
 「平均斜度5%台は、普段山登りの練習に走る万灯呂山(京都府井手町のヒルクライムコース)の7%台に比べたら緩い」ので、練習よりは軽快に上れるだろうということと、場所によっては斜度が急になるところもあれば緩くなるところもあるので、スピードが乗る局面もあるということ、その2点くらい。それだけで何となく気が楽になる。
 あとは体と相談しながら無理の一歩手前くらいのペースで登っていくことに。
 去年は1合目までの斜度に苦戦したけど、今年は心拍は170ちょっと超える程度でまあまあ軽快に登っていく。
 1合目過ぎれば緩斜面も現れ、場所によっては20㌔を超えるスピードも出る。
 ただコース上は、参加者大幅増の影響かかなり混んでいて、右側車線からでないとスムーズに抜いていけない。
 とはいえ、3合目あたりからは早くも下山の一団が現れ始め、右車線にはみ出すこともできず、先に行くには他の参加者を縫うか、タイミングを見て右から一気に行くかのどちらか。ペースが一定せず効率が悪いが、かといっておそらく周りと同じペースで走ってても目標タイムには届かない。エントリーの時のミスがここで痛いなあ。
 このコースを90分で走り切るには、平均16㌔が必要。登るにつれさすがに疲れからスピードが落ちてきて、4合目付近で15.4~15.5㌔ほどに。
 最後の平坦区間でどこまで挽回できるか分からないので、諦めずに踏み直す。
 残り3㌔は、奥庭駐車場の手前。この時点で80分くらいだったんで、残り3㌔を平均18㌔で走れれば90分は切れそう。平坦区間では30キロは出るので、このあたりで目標達成をほぼ確信。あとはどこまでタイムを削れるか。
 平坦区間に出て、あとは周りの人とローテ・・・と思ったら、どうも上手くいかず隣の人と競い合ってしまってる(笑)。トンネルを抜け、最後の急坂の先にゴールが見えた。
 イメージは、万灯呂山の最後の登り返し。
 去年は無理だったけど、最後はちゃんと立って漕いでゴールとなりました。

 ゴールタイムの1時間28分は去年から7分短縮。
 目標タイムをちゃんと入れてればもう少し早かったのかもしれないけど、去年の自分をこれだけ千切ったら上出来でしょう。
 普段の練習はうそをつかないなあと、この年になって、改めて思うのでした。
 それにしても、ヒルクライムの達成感は、変に癖になりますなあ。自らのMっ気を感じずにはいられません(笑)

 24キロ、1時間半ほどのレースのために、片道400キロ(!)
 コスパは最悪だけど、達成感は最高。
 終わってすぐの今は思わないのだけど(笑)、来年もまた走ることができて、老いに負けずさらにタイムを縮められたら最高だなあ、と思います。

 なお、レース終了後は、ふるまわれた吉田のうどんをいただいて、これ以上家庭内でのポイントを失わないよう、急ぎ帰途についてのは言うまでもありません・・・。


2015年6月9日火曜日

第12回 2015 Mt富士ヒルクライム【準備編】

 今週末、富士山を登りに山梨に行きます。
 レースまでのことを少しまとめておきます。


 【昨年のこと】
 友人達にそそのかされ、ロードバイクを手に入れたのが、一昨年(2013年)のこと。
 その年にいろいろあって一念発起しダイエット、自転車をそこそこ漕げる体になり、
 ちょっと自信がついて、これまた友人にそそのかされ、初めてのヒルクライムレースに出たのが、昨年(2014年)の富士ヒルクライム。
 天気に恵まれ、それはそれは苦しかったけど、登り切った達成感と、終わった後のダウンヒルの気持ちよさに魅せられました。
 初参加で90分切れたらかっこいいなあと思いながら挑んだものの、結果は95分少々ともう1歩及ばず、これで今年も出場する理由ができてしまったのでした。
 去年の富士ヒルクライム後、夏までは調子よく自転車に乗っていたものの、お尻の不調に悩まされ、秋から冬にかけてやむを得ず自転車から遠ざかっていたのは、「痔持ちの自転車乗り」シリーズのとおりです。
 年末から練習を再開し、年が明け、ままちゃりGP(1月)、岡山エンデューロ(4月)と去年の成績を上回り、また無事にエントリーも済ませ、あとは本番に向け、どのように仕上げていくかというところ。

 【レースに向けた準備】
 〈自分の体のこと〉
 去年は、ヒルクライムのための練習というのは、何もしませんでした。
 今年は・・・正直あまりしていません。平日は、天気と仕事が許す日は自転車通勤(平均で週に1~3回、往復40㌔)と、天気が許さない日は、昼ラン(平均で週に1~3回、5キロ弱)をしました(合わせて週に2~4回)。
 自宅近くには、往復で1時間程度のところに良い山があるのですが、週末はなかなか家族の目を盗むことができず、また睡魔にも勝てず、直前の1ヶ月で数回を登った程度。
 それから、去年のこの当時の体重(66㌔ほど)と比べると概ね3㌔(5月中旬に69㌔台)ほど重くなってる(!)ので、改めてダイエットに励みました。
 直前1ヶ月で2㌔、できれば3㌔の減量を目標としました。
 5月中は順調に来てたけど、代理出走した鈴鹿エンデューロ(5/31)の前後でちょっとペースを崩す。でも直前1週間で2キロ減は達成しました。
 あとは、直前1週間の過ごし方。
 実は、鈴鹿エンデューロ(5/31日曜)からこっち、月は昼ラン、火にジテツウ、水はお休みして木をジテツウ、金に昼ラン、土・日に近所の山という風に過ごしたら、月曜日(6/8)には、両足とも筋肉痛はないものの明らかにわかるくらいの疲労感。本番はフレッシュな脚で勝負したいので、月曜日の昼ランを最後に今週は休養に充てることにしました。

 〈機材のこと〉
 基本的に去年から変更無し。
 RFX8(ブリジストンアンカー)、SORA(9速)、キシリウムエリート(mavic)。
 ここから変えるとしたら、コンポのグレードアップだろうけど、いつかとは思いつつ今年もそのまま(普段通勤にMTBを使っている身には十分軽量でよく走る)。
 ただ、昨年持って走ったポンプとチューブは、今回はファーストエア(ユッチソン)1本にとって代える予定。
 あとは前週末に、チェーン周りの掃除とグリスアップ、そして全体的に掃除。

 〈その他〉
 このレースは前日受付なので、前泊が必須。
 昨年は、何となく車中泊にして特に不具合はなかったんだけど、去年の記録を見ると、「これより暑くなったら車中泊は辛い」とか、「車中泊に布団があればいうことなし」とかいう記載があり、ほどよい布団を物色中、ふと布団買う金で宿泊はできないかと宿を探してみたところ、いくつかリーズナブルなのを発見。
 1人で一部屋取るのは金銭的にもったいないし、宿にも悪いって思ったけど、もう直前だし、中には相部屋もあって、問い合わせの上遠慮無く取らせてもらった。
 
 あとは、当日の天気、気温で着るものや積んでいく水分の量が変わる。
 去年はいろいろ考えて補給も多めに持ったけど、まあ1時間半ほどのことなので、エンデューロ並みに持つこともない。
 今年も良い天気だったらいいなあ。