2015年10月6日火曜日

新しい自転車を組む(その2、シクロクロスフレームで普段乗り自転車)







 前回は、手持ちのRFX8(アンカー)に付いているSORAと、R500を使って、シクロクロスを新しく組むことにし、シクロクロスフレーム探しの旅に出たところまででした。
 その後のお話し。

 新たに始めた旅、これは比較的早く終わりました。
 そもそもフレーム買いできるシクロクロス車ってのは、そんなにありません。
 そうそう、それからもう一つ重要な条件、予算のこと。
 上を見れば素敵なのはいくらでもあるのだけど、あくまで通勤に使うこと、余ったコンポで組むことを考えれば、あまり豪奢なものである必要は無く、というよりそんなお金もないので、せいぜい一桁万円台までと考えていました。
 となれば、フレームの材質はほぼアルミか。普段使いのマシンになるので、丈夫なアルミがよい。

 条件に合うものとしてまず見つけたのが、「メリダ 2015年モデル シクロクロス 500 FRAME」。

商品画像1

 お値段5万円台からで、比較的リーズナブル。アルミフレームで丈夫そうだし、これで良いのかも。
 ただ、黒×緑とか、ちょっと色がなあ・・・

 次に、海外通販Merline cyclesで取り扱いのある「Guerciotti Antares Alloy Cyclecross」というフレーム。
Guerciotti Antares Alloy Cyclecross Frame

 白基調で、きれいな色目。お値段も4万円少々とリーズナブル。これでも良いなあ。
 でも、フレーム買いするには、コラムを切ってもらって、スターナットを入れてもらうところまではしてもらいたいと考えていたし、海外通販でこれを正確にお願いするのは、ちょっと骨が折れるなあと思い、思いとどまる。

 この他、TNIというメーカーのCX-EXTRA27というフレームもいい感じでしたが、完売とのことで、入手できそうにありませんでした。

 そうこうしているうちに、2015年モデルのアンカーCX6に目が止まる。


 このフレームは、少しお値段が張るけど、シクロクロス車として評価が高く、またレーシングホワイトの色目は手持ちのRFX8とよく似ていて、格好いい。また上手い具合に、カンチ仕様のフレームもちゃんとある。
 というわけで、もうほとんど、これに一目惚れしてしまったのでした。

 RFX8を当時買った店に聞いてみたところ、定価(95,000円)から5%off+税とのこと。通販なら15%offほどの店もある。
 どうせ、手持ちのコンポで自分で組むのだから、敢えて店頭・対面で買うこともない。
 また、ツールドおきなわも迫ってきたので・・・そう、このフレームで組むバイクをツールドおきなわでデビューさせようと考えて、9月16日、全財産をはたいて発注しました♪。
 納期は約1ヶ月あまり。

 なお、フレームサイズは、私の身長が171cmで、フレームサイズの目安に最も当てはまる510mmとしました。サイズの決定にあたっては、手持ちのRFX8のジオメトリとにらめっこ。当初の目的のとおり、RFX8とポジションが大きく変わるようでは、新たに組む意味はありません。

 ロードバイクとシクロクロスではそもそもポジションが違い全く同じというわけにはいきませんが、ハンドルの形状、ステムの長さ、サドルの高さ、位置等によっていくらでも変わるので、あまりこだわらず、近いポジションを取れるかどうかという点のみを、確認をしました。

 そんな訳で、シクロクロスフレーム探しの旅はこれにて終了。
 あとは、フレームが届いたら、RFX8から全ての部品を引っぺがして組み付けるだけ・・・なんだけど、組み付けるにしても足りない部品もあるし、引き続きそろえていかないと。

 次はそのあたりのお話しを。

2015年9月30日水曜日

ツールドおきなわ2015参戦記(2)(準備編、その1(エントリーと宿手配))

 さて、大会HPによると、今年のTdOは、11月の7日から8日にかけて開催され、初めてチェックした9月前半には既にエントリーが始まっている。

 8日日曜日のレース部門を中心に、両日にわたって様々なイベントが、名護市の会場を中心に行われる。
 この時点で、レース部門の100㌔、40歳以上カテゴリーは既に締切済。

 なるほど、距離的にもギリギリ完走できそうなカテゴリーで人気のよう。それに40歳代というのは、この世界では本当に層が厚い。セルフディスカバリーアドベンチャー王滝や、富士ヒルクライムでも特に層が厚く、自分も例に漏れない。
 ただ、今年は夏の間走ることはやめなかったけど、ここ数年のように強化できるまでの走りはできなかったし、ロードレースでついて行ける気がしない。起伏が激しいといわれるコースの様子もわからないし。
 そういう意味では、サイクリング部門、本島1周300数十㌔部門なら、今の自分ならめいっぱいがんばればいけるかどうかというところか

 今年はサイクリング部門で様子を知って、来年以降、レースに出てみるのもいいかもということで、今年のエントリーはこれに決定。
 9月27日に無事、エントリーを済ませました。
 あと急に一人で思い立ってのことなので、当然ながら今回はお一人様でエントリー。過去のいろんな方の参戦ブログを見てると、チームで参加の方が多い様子。大丈夫かなあ。2日間、終始一人で寂しく走り切るのは辛いなあ。
 まあ、それは当日になって心配すればいいか。
 もし、このエントリーを読んでくれた方がいらっしゃったら、ぜひ御一緒しましょう♪。

 次に宿の手配。
 本島1周サイクリングは、2日間にわたり、その間の宿泊は、参加費に含まれる。
 参加の受付は前日。また走り終えたその日に自転車抱えて飛行機に乗ることは、体力的にもおそらく無理と思われたので、前日の6日(金)に沖縄入りし前泊、イベントを終えたその日は後泊し、9日(月)の飛行機で帰る行程とする。
 宿は、前泊は名護市の会場からは少し離れるけど、比較的リーズナブルで、沖縄らしさの感じられる海際の、喜瀬ビーチパレスを、後泊はホテルリゾネックス名護を選択。

 なお、空港から宿ないし会場まで、自転車で自走という手もあったけど、さすがにそこまで自虐的になれず、またイベント前の降雨や荷物の運搬のことも考え、レンタカーもあらかじめ手配することとした。

 こちらも本日、無事手配完了。

ツールドおきなわ2015参戦記(1)(思い立ったが吉日編)

 暑かった今年の夏、ひどく夏バテしてしまい、慢性的に体調を崩しました。
 また、仕事面、精神面でも今年は近年になく辛くて、去年までのイケイケな感じはなく、自転車に乗るモチベーションを上げて行くどころではありませんでした。乗りたくても体調が優れず、日々眠たいような、疲れたような、そしてたまに発熱とか、回復したと思っても膝が痛いとか、天気や仕事とのタイミングが合わないとか。
 さらに、その仕事の忙しさにかまけて、せっかくエントリーした秋の鈴鹿エンデューロを、入金忘れで流してしまう始末で、もうどうでも良くなりかけていました。

 仕事も家庭も忙しい。
 けど、何か楽しみや目標がないと、このままズルズルダメになっていきそうな気がして、悶々としていた頃、インターネットの記事で、ツールドおきなわ(TdO)のことを見つけました。
 TdOは、いつも私を導いてくれる自転車部長が昨年210㌔を完走したのを知っていましたが、それ以上のことは知りません。
 よく調べてみると、レース部門は50~210㌔までカテゴリーがいろいろあり、市民サイクリストの甲子園とも呼ばれるとのこと。
 一方、同時開催されるサイクリング部門もあって、こちらは速さを競うのではなく、家族で参加できる短距離で気軽なものから、2日間にわたり沖縄本島を1周するようなものまであるらしい。
 う~ん、沖縄で自転車かぁ。思い切ってみるのもいいのかも。
 ただ、いろいろハードルが高い。
 そもそも自転車を飛行機で運んだことがない。どうやるんだっけ?
 レース部門は、うちの自転車部長が這々の体で完走したくらいなんで、さすがに今の自分には難しそう。
 また、雨が降ったら大変だなあ。普段雨の日に自転車は乗らないし、もしロードバイクで雨の日走ったら、めちゃめちゃ怖いなあ?等々。

 でも、今の自分にはぴったりだと思った。
 全部忘れて、ヘトヘトになるまで、雨に降られてカンカン照りでもひたすら自転車を漕げば、次の何かも見えてくるのではと。
 準備も含め、段取りを考えながら進めていくことも楽しいかと。

 ということで、参加するという前提で、心配事項を挙げてさらに調べてみることにしました。

 1 エントリー
 2 宿の手配
 3 自転車の段取り
 4 飛行機輪行のこと
 5 装備のこと

 う~ん、まあこれくらいか。
 沖縄には、毎年家族で行っているけど、一人で、自転車持って、イベントに参加しにいくことは始めてなんで、この他にもわからないことはたくさんある。
 大変だ。
 でも面白くなってきた。
 じゃあいっちょ出てみようかなあと、そんな感じで準備を始めたのでした。

新しい自転車を組む(その1)

 今の手持ちの自転車はおよそ2台。

 1 アンカー RFX8(SORA仕様、2013購入)


 2 TREK 6000(MTB、1998購入)

 普段、通勤やトレーニングに使うのは、TREKの方で、通勤に特化した装備にしてあり、古いけどすこぶる快調。
 一方のRFX8の方は、友人達との遠出とか、レース専用で、普段は部屋の奥にしまってある、いわば特別車両。
 普段からTREKに乗っているので、たまにRFX8に乗るととても軽快。むしろ普段から、重く、走行抵抗の大きいTREKに乗ることで、トレーニングとしているのです。

 ただこの2台、ポジションがあまりにも違うので、たまにRFX8に乗ったときの首、腰、腕のきつさといったらありません。
 これは、いくらTREKに乗ってもどうしようもなく、やはり普段からRFX8のポジションに慣れておく必要があると、感じていました。
 とはいえ、普段からRFX8に乗ってしまうと、負荷が軽くなってしまい、通勤で効率的にトレーニングできなくなるとか、町中をあまりに細いタイヤで走るのは、あまり快適でないとか、パンクのリスクとか、盗難のリスクとか、いろいろ考えると、どうしようもなく思っていました。

 そんなある日、何となくネットサーフィン中にシクロクロスの記事を発見。
 今までは、特にその言葉だけを知っていて、未舗装の道をロードバイクに太めのタイヤをつけて走り、たまに担ぐくらいの程度の理解だったんだけど、その自転車の特性から、通勤にも最適とのこと。
 そうそう、そういえばRFX8については、いずれコンポをグレードアップしたいとずっと思っていたので、その余ったSORAで1台組めるんでないのとか、何となく思っていました。RFX8はホイールも、元から付いていたR500からグレードアップしているので、ホイールもあるし、これにできる限り太いスリック(シュワルベマラソンとか)をつければ、町中で安心&それなりの負荷も残るかな?

 というわけで、フレーム買いできるシクロクロス車を探してみることに。条件は、SORAとR500を使えること。
 ただ、よくよく調べてみると、シクロクロスとロードバイクの違いとして、まず、ブレーキがキャリパーではない。昔のMTBに付いてたカンチブレーキが付いてる。それに、最近はディスクブレーキも。
 ディスクブレーキを選んだら、R500は使えないし、ブレーキが一式も使えなくなるので、選ぶのはSORAのSTIで引けるカンチブレーキ仕様のものしかあり得ません。
 それからもう一つ、フロントディレーラ-が上引き。
 ロードのFDは下引きなんで、そのままでは使えない。これは、滑車のようなものを噛ませて、上引きに変換する方法があるようで、何とか解決できそう。
 これで、シクロクロスフレーム探しの旅が始まったのでした。

2015年6月17日水曜日

第12回 2015 Mt富士ヒルクライム【本番編】

 第12回 2015 Mt富士ヒルクライム【レース編】

 6月14日に開催された標記レース、参加してきました。
 当日早朝は雨。でもスタートする頃には晴れ間も見えて、レース中はまずまずのコンディションで、助かりました。
 目標の90分切りは、一応達成しました♪。
 当日のまとめをしておきます。

【当日スタートまで】
 山中湖畔の宿から指定駐車場の「くぬぎ平スポーツ公園」まではだいたい30分くらい。
 途中朝ご飯を調達する時間、駐車場の出入りの時間、準備の時間、準備を終え、会場までの時間等々、下山用荷物の預かりリミット6時10分から逆算して、4時に起床、出発。
 時間はだいたい目論見どおりで、準備を終えて自転車で駐車場をあとにしたのが5時20分頃。
 ただこの時間は結構降ってたなあ。路面は完全ウエットで、前の人に付いて走ってたら何回もタイヤをロックさせてしまい、下山がこんなだといやだなあととても不安でした。
 会場近くは自転車渋滞が発生してたものの、5時50分くらいには会場に到着し、荷物を預ける。
 肌寒いのと雨とで、上に着ているウインドブレーカー、レース中は要らないので一緒に預けるか迷ったけど、スタートまで時間があるので、これだけは着ておくこととする。
 そうそう、スタートは第14ウェーブ。
 目標タイム90分としたらもっと前のスタートのはずが、どうやらエントリーの際入力を間違った模様。
 中継される開会式の模様を聞いたり、トイレの行列に並んだりしながら、スタートを待つ。
 主宰者選抜の組がゴールする頃、8時16分に、やっと14ウェーブもスタート。今年は競技場ではなく、駐車場がスタート地点。

【レース】
 スタート後、胎内の交差点まではパレードラン。
 左折後すぐに計測地点があり、サイコンもスタート。
 さて今年の登り方として、去年はコースも状況も分からずただがむしゃらに行けるところまでという感じでバテバテになったのを少しだけ反省し、事前にコースについてちょっとだけ調べました。
 「平均斜度5%台は、普段山登りの練習に走る万灯呂山(京都府井手町のヒルクライムコース)の7%台に比べたら緩い」ので、練習よりは軽快に上れるだろうということと、場所によっては斜度が急になるところもあれば緩くなるところもあるので、スピードが乗る局面もあるということ、その2点くらい。それだけで何となく気が楽になる。
 あとは体と相談しながら無理の一歩手前くらいのペースで登っていくことに。
 去年は1合目までの斜度に苦戦したけど、今年は心拍は170ちょっと超える程度でまあまあ軽快に登っていく。
 1合目過ぎれば緩斜面も現れ、場所によっては20㌔を超えるスピードも出る。
 ただコース上は、参加者大幅増の影響かかなり混んでいて、右側車線からでないとスムーズに抜いていけない。
 とはいえ、3合目あたりからは早くも下山の一団が現れ始め、右車線にはみ出すこともできず、先に行くには他の参加者を縫うか、タイミングを見て右から一気に行くかのどちらか。ペースが一定せず効率が悪いが、かといっておそらく周りと同じペースで走ってても目標タイムには届かない。エントリーの時のミスがここで痛いなあ。
 このコースを90分で走り切るには、平均16㌔が必要。登るにつれさすがに疲れからスピードが落ちてきて、4合目付近で15.4~15.5㌔ほどに。
 最後の平坦区間でどこまで挽回できるか分からないので、諦めずに踏み直す。
 残り3㌔は、奥庭駐車場の手前。この時点で80分くらいだったんで、残り3㌔を平均18㌔で走れれば90分は切れそう。平坦区間では30キロは出るので、このあたりで目標達成をほぼ確信。あとはどこまでタイムを削れるか。
 平坦区間に出て、あとは周りの人とローテ・・・と思ったら、どうも上手くいかず隣の人と競い合ってしまってる(笑)。トンネルを抜け、最後の急坂の先にゴールが見えた。
 イメージは、万灯呂山の最後の登り返し。
 去年は無理だったけど、最後はちゃんと立って漕いでゴールとなりました。

 ゴールタイムの1時間28分は去年から7分短縮。
 目標タイムをちゃんと入れてればもう少し早かったのかもしれないけど、去年の自分をこれだけ千切ったら上出来でしょう。
 普段の練習はうそをつかないなあと、この年になって、改めて思うのでした。
 それにしても、ヒルクライムの達成感は、変に癖になりますなあ。自らのMっ気を感じずにはいられません(笑)

 24キロ、1時間半ほどのレースのために、片道400キロ(!)
 コスパは最悪だけど、達成感は最高。
 終わってすぐの今は思わないのだけど(笑)、来年もまた走ることができて、老いに負けずさらにタイムを縮められたら最高だなあ、と思います。

 なお、レース終了後は、ふるまわれた吉田のうどんをいただいて、これ以上家庭内でのポイントを失わないよう、急ぎ帰途についてのは言うまでもありません・・・。


2015年6月9日火曜日

第12回 2015 Mt富士ヒルクライム【準備編】

 今週末、富士山を登りに山梨に行きます。
 レースまでのことを少しまとめておきます。


 【昨年のこと】
 友人達にそそのかされ、ロードバイクを手に入れたのが、一昨年(2013年)のこと。
 その年にいろいろあって一念発起しダイエット、自転車をそこそこ漕げる体になり、
 ちょっと自信がついて、これまた友人にそそのかされ、初めてのヒルクライムレースに出たのが、昨年(2014年)の富士ヒルクライム。
 天気に恵まれ、それはそれは苦しかったけど、登り切った達成感と、終わった後のダウンヒルの気持ちよさに魅せられました。
 初参加で90分切れたらかっこいいなあと思いながら挑んだものの、結果は95分少々ともう1歩及ばず、これで今年も出場する理由ができてしまったのでした。
 去年の富士ヒルクライム後、夏までは調子よく自転車に乗っていたものの、お尻の不調に悩まされ、秋から冬にかけてやむを得ず自転車から遠ざかっていたのは、「痔持ちの自転車乗り」シリーズのとおりです。
 年末から練習を再開し、年が明け、ままちゃりGP(1月)、岡山エンデューロ(4月)と去年の成績を上回り、また無事にエントリーも済ませ、あとは本番に向け、どのように仕上げていくかというところ。

 【レースに向けた準備】
 〈自分の体のこと〉
 去年は、ヒルクライムのための練習というのは、何もしませんでした。
 今年は・・・正直あまりしていません。平日は、天気と仕事が許す日は自転車通勤(平均で週に1~3回、往復40㌔)と、天気が許さない日は、昼ラン(平均で週に1~3回、5キロ弱)をしました(合わせて週に2~4回)。
 自宅近くには、往復で1時間程度のところに良い山があるのですが、週末はなかなか家族の目を盗むことができず、また睡魔にも勝てず、直前の1ヶ月で数回を登った程度。
 それから、去年のこの当時の体重(66㌔ほど)と比べると概ね3㌔(5月中旬に69㌔台)ほど重くなってる(!)ので、改めてダイエットに励みました。
 直前1ヶ月で2㌔、できれば3㌔の減量を目標としました。
 5月中は順調に来てたけど、代理出走した鈴鹿エンデューロ(5/31)の前後でちょっとペースを崩す。でも直前1週間で2キロ減は達成しました。
 あとは、直前1週間の過ごし方。
 実は、鈴鹿エンデューロ(5/31日曜)からこっち、月は昼ラン、火にジテツウ、水はお休みして木をジテツウ、金に昼ラン、土・日に近所の山という風に過ごしたら、月曜日(6/8)には、両足とも筋肉痛はないものの明らかにわかるくらいの疲労感。本番はフレッシュな脚で勝負したいので、月曜日の昼ランを最後に今週は休養に充てることにしました。

 〈機材のこと〉
 基本的に去年から変更無し。
 RFX8(ブリジストンアンカー)、SORA(9速)、キシリウムエリート(mavic)。
 ここから変えるとしたら、コンポのグレードアップだろうけど、いつかとは思いつつ今年もそのまま(普段通勤にMTBを使っている身には十分軽量でよく走る)。
 ただ、昨年持って走ったポンプとチューブは、今回はファーストエア(ユッチソン)1本にとって代える予定。
 あとは前週末に、チェーン周りの掃除とグリスアップ、そして全体的に掃除。

 〈その他〉
 このレースは前日受付なので、前泊が必須。
 昨年は、何となく車中泊にして特に不具合はなかったんだけど、去年の記録を見ると、「これより暑くなったら車中泊は辛い」とか、「車中泊に布団があればいうことなし」とかいう記載があり、ほどよい布団を物色中、ふと布団買う金で宿泊はできないかと宿を探してみたところ、いくつかリーズナブルなのを発見。
 1人で一部屋取るのは金銭的にもったいないし、宿にも悪いって思ったけど、もう直前だし、中には相部屋もあって、問い合わせの上遠慮無く取らせてもらった。
 
 あとは、当日の天気、気温で着るものや積んでいく水分の量が変わる。
 去年はいろいろ考えて補給も多めに持ったけど、まあ1時間半ほどのことなので、エンデューロ並みに持つこともない。
 今年も良い天気だったらいいなあ。


2015年5月3日日曜日

痔持ちの自転車乗り(その7、その後の経過編)

 当ブログのアクセス記録を拝見していると、やはり世の中にはお尻を気にしながら自転車に乗っている方はたくさんいるんだと、変な仲間意識をいただいている今日この頃です(笑、いや笑ってもいられませんが)。
 さて、当の私ですが、相変わらず元気に自転車に乗っております。
 昨年の外痔核&内痔核の発症~治療~再発から半年が経ちましたので、その後の経過をまとめておきます。

 12月の中頃、内痔核を再発しました。ジオン注射をして1ヶ月半ほどしか経たないのに。ここまでは前のエントリーの話。
 身内の不幸やらそれに伴うあれこれで少し休んだ時期もありましたが、1月の中旬には、毎年(本気で)参加しているままちゃりGP(岡山)が、また4月には晴れの国岡山エンデューロ(4時間ソロ)もあり、特に前者はチーム戦なんで、痔を言い訳に練習しないわけにはいきません。
 お世話になった肛門科の先生には、自転車でお尻が悪化することはないと言ってもらえたこと、また治療の手立てがあることがわかったためあまり気にしないことにし、寒い日も可能な限り自転車に乗るようにしました。
 あと、自転車とは別に、3月には職場の駅伝大会にも出場することとなって、これもチーム戦なんで、お昼休みに走ることも始めました。
 通勤時間に雨や雪が降らず、出張や会議がない日は自転車で通勤、朝夕が雨でもお昼休み降ってない日は、お昼休みに5キロ弱の昼ランをすることとし、総じてトレーニングのペースは、週に1~2回の自転車通勤(往復約40キロ)、また週に1~2回の昼ラン(5キロ弱)、順調な週ならこれらを合計で3~4回という感じでした。
 結局ままちゃりは昨年を上回る順位を、また岡山エンデューロも昨年よりよい成績で走り切ることができたんですが、その間のお尻の状態はというと、おそらく悪化はしていない模様です。「おそらく」というのは、患部が自分の体の一部なんだけど、自分で直接見ることも触ることもできないので、あくまで感覚です。
 お風呂に入ったときに、自分の肛門のあたりを押さえてみたら、やはりお尻が違和感というか、異物感を感じます。大を済ませたときも、そんな感じがします。でも、その感覚がひどくはなっていないようです。中から飛び出してくるとか、そんなこともないようですし。
 なんで、少なくともこの半年で、自転車でお尻が悪くなっていることはないのでしょう。
 どうでしょう?ここまでくらいなら、大丈夫そうです。

 あと、自転車以外では、一時の日常生活のドタバタも少し落ち着きつつありますが、お通じには気を遣っています。相変わらずお通じは不安定で、ともすれば長時間トイレに座りっぱなしになりますが、水分や食物繊維を努めて摂るとか、定期的に便秘薬も使って、ため込まないようにしています。
 それから、経験上、調子に乗って無理をすると、体調を崩す→お尻に直撃ということになりかねないので、まあほどほどにすることを心がけています。とはいえ、練習は正直で、乗れば速くなるし、乗らなければいつもの自転車乗りの連れ達に負けてしまい、それはそれで悔しいわけですが。
 まあ、一般的に言われていることですが、でもお尻のことをふと忘れておろそかになると、忘れた頃に悩ましい状態になることは経験済みなので、日々の心がけを忘れないようにということですね。

 5月になって、ますます気候もよくなって、自転車に乗りたくなる季節です。
 体に相談しながら、お尻の声を聴きながら、無理なく元気にいっぱい走りたいと思います。