暑かった今年の夏、ひどく夏バテしてしまい、 慢性的に体調を崩しました。
また、仕事面、精神面でも今年は近年になく辛くて、 去年までのイケイケな感じはなく、 自転車に乗るモチベーションを上げて行くどころではありませんで した。乗りたくても体調が優れず、日々眠たいような、 疲れたような、そしてたまに発熱とか、 回復したと思っても膝が痛いとか、 天気や仕事とのタイミングが合わないとか。
さらに、その仕事の忙しさにかまけて、 せっかくエントリーした秋の鈴鹿エンデューロを、 入金忘れで流してしまう始末で、 もうどうでも良くなりかけていました。
仕事も家庭も忙しい。
けど、何か楽しみや目標がないと、 このままズルズルダメになっていきそうな気がして、 悶々としていた頃、インターネットの記事で、ツールドおきなわ( TdO)のことを見つけました。
TdOは、いつも私を導いてくれる自転車部長が昨年210㌔ を完走したのを知っていましたが、それ以上のことは知りません。
よく調べてみると、レース部門は50~210㌔ までカテゴリーがいろいろあり、 市民サイクリストの甲子園とも呼ばれるとのこと。
一方、同時開催されるサイクリング部門もあって、 こちらは速さを競うのではなく、 家族で参加できる短距離で気軽なものから、 2日間にわたり沖縄本島を1周するようなものまであるらしい。
う~ん、沖縄で自転車かぁ。思い切ってみるのもいいのかも。
ただ、いろいろハードルが高い。
そもそも自転車を飛行機で運んだことがない。どうやるんだっけ?
レース部門は、 うちの自転車部長が這々の体で完走したくらいなんで、 さすがに今の自分には難しそう。
また、雨が降ったら大変だなあ。 普段雨の日に自転車は乗らないし、 もしロードバイクで雨の日走ったら、めちゃめちゃ怖いなあ? 等々。
でも、今の自分にはぴったりだと思った。
全部忘れて、ヘトヘトになるまで、 雨に降られてカンカン照りでもひたすら自転車を漕げば、 次の何かも見えてくるのではと。
準備も含め、段取りを考えながら進めていくことも楽しいかと。
ということで、参加するという前提で、 心配事項を挙げてさらに調べてみることにしました。
1 エントリー
2 宿の手配
3 自転車の段取り
4 飛行機輪行のこと
5 装備のこと
う~ん、まあこれくらいか。
沖縄には、毎年家族で行っているけど、一人で、自転車持って、 イベントに参加しにいくことは始めてなんで、 この他にもわからないことはたくさんある。
大変だ。
でも面白くなってきた。
じゃあいっちょ出てみようかなあと、 そんな感じで準備を始めたのでした。
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