2015年9月30日水曜日

ツールドおきなわ2015参戦記(1)(思い立ったが吉日編)

 暑かった今年の夏、ひどく夏バテしてしまい、慢性的に体調を崩しました。
 また、仕事面、精神面でも今年は近年になく辛くて、去年までのイケイケな感じはなく、自転車に乗るモチベーションを上げて行くどころではありませんでした。乗りたくても体調が優れず、日々眠たいような、疲れたような、そしてたまに発熱とか、回復したと思っても膝が痛いとか、天気や仕事とのタイミングが合わないとか。
 さらに、その仕事の忙しさにかまけて、せっかくエントリーした秋の鈴鹿エンデューロを、入金忘れで流してしまう始末で、もうどうでも良くなりかけていました。

 仕事も家庭も忙しい。
 けど、何か楽しみや目標がないと、このままズルズルダメになっていきそうな気がして、悶々としていた頃、インターネットの記事で、ツールドおきなわ(TdO)のことを見つけました。
 TdOは、いつも私を導いてくれる自転車部長が昨年210㌔を完走したのを知っていましたが、それ以上のことは知りません。
 よく調べてみると、レース部門は50~210㌔までカテゴリーがいろいろあり、市民サイクリストの甲子園とも呼ばれるとのこと。
 一方、同時開催されるサイクリング部門もあって、こちらは速さを競うのではなく、家族で参加できる短距離で気軽なものから、2日間にわたり沖縄本島を1周するようなものまであるらしい。
 う~ん、沖縄で自転車かぁ。思い切ってみるのもいいのかも。
 ただ、いろいろハードルが高い。
 そもそも自転車を飛行機で運んだことがない。どうやるんだっけ?
 レース部門は、うちの自転車部長が這々の体で完走したくらいなんで、さすがに今の自分には難しそう。
 また、雨が降ったら大変だなあ。普段雨の日に自転車は乗らないし、もしロードバイクで雨の日走ったら、めちゃめちゃ怖いなあ?等々。

 でも、今の自分にはぴったりだと思った。
 全部忘れて、ヘトヘトになるまで、雨に降られてカンカン照りでもひたすら自転車を漕げば、次の何かも見えてくるのではと。
 準備も含め、段取りを考えながら進めていくことも楽しいかと。

 ということで、参加するという前提で、心配事項を挙げてさらに調べてみることにしました。

 1 エントリー
 2 宿の手配
 3 自転車の段取り
 4 飛行機輪行のこと
 5 装備のこと

 う~ん、まあこれくらいか。
 沖縄には、毎年家族で行っているけど、一人で、自転車持って、イベントに参加しにいくことは始めてなんで、この他にもわからないことはたくさんある。
 大変だ。
 でも面白くなってきた。
 じゃあいっちょ出てみようかなあと、そんな感じで準備を始めたのでした。

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