2015年1月15日木曜日

痔持ちの自転車乗り(その6、再発編)

 まだ続くのかとの突っ込みはおいておきまして。
 12月中頃には全快するはずとのお医者さんの見立てに反し、実はその後も回復しきっておらず、その状況を備忘録的に。

 10月頃から、仕事の関係で多少体調を崩し気味で、特にお通じが不安定になり、何というか硬いというより、硬くはないけど長期間お通じが無く、おなかを壊して排泄という感じになりました。
 あと11月の末、身内に不幸があり、生活のリズムを大きく崩しました。
 そして、先の11月始めの治療が一段落するだろうと言ってもらっていた12月中旬の15日、決定的に激しくおなかを壊し、長時間トイレとお友達に。
 まずいなあって思っていたら、その後から再びお尻に違和感を感じるようになりました。
 おそらくジオン注射で回復を図った内痔核を発症したものと思われます。

 日頃の生活、特にお通じが不安定になるような食生活等が、お尻には特によくない旨はお医者さんからきつくいわれてきてたんで、何とか回復させようと食物繊維を努めて多く摂ったり、乳酸菌飲料や整腸剤も試しましたが、どうも今回は精神的なものも絡んでいるようで、しばらくかかりそう。
 その後は、便秘薬も活用したりしながらできるだけお尻に負担をかけないようにだましだましの生活を続けている状況です。

 とはいえ、治療前に比べたら違和感の感じは小さく、まあおそらくそこまでひどい状況ではないと楽観的に理解することとし、また、お医者さんに自転車を含めた運動は支障がない(ひどくなる要素にならない)と言われていること、治療法があることが分かったことから、今のところ再び病院にかかっていません。
 もう少しひどくなったらまた診察を受けてみようかと思っています。まだおなかの調子も直っていないし、せっかく今診察を受けてもまた悪化するかもですし。

 それに、年明け早々ではありますが、自転車のレースがあって、実はそれどころではありません。
 1人なら簡単にキャンセルするのだけど、今回はチーム戦。18日日曜日、ままちゃりを6時間走らせるレースに出ます。
 とりあえず、年末から自転車通勤を復活させ、チームメイトには怒られない程度にまでは復活してきた模様。
 レースの模様は次のエントリーかな。

2015年1月10日土曜日

鈴鹿エンデューロ2014秋

 年が明けましたね。
 今年もよろしくお願いします。

 さて、鈴鹿エンデューロ2014秋、4時間エンデューロの模様をアップすると書いておきながら、ほったらかしになっていました。
 ただその後、この1ヶ月ちょっとの間に、人生のいろいろな局面を体験することとなり、それどころでなくなってしまったのでした。
 まあまあ、それは改めてということで、鈴鹿のお話から。

 鈴鹿、結果として散々でした。
 いつもの友人達につれられ、7時半前からスタートの列に並び、並んだのはおよそ3列目と絶好の位置。(実力が伴っている場合に限る)
 ただこの日は冷え込みが厳しく、待ち時間が寒い。
 30分以上日が差すのを待ちわび、開会式を見て過ごします。
 そして、スタート。
 前回、春はアタック120を、スタートから3週程度は先頭に付かせてもらって、最終的に平均33キロくらいで走りきってました。
 今回は、体が鈍りきっていることを考えて、でも1周くらいはご一緒させていただければというのが目標。
 後はなるように。
 で、8時3分、8時間エンデューロに引き続いてスタートとなりました。
 シケインを上り、130Rを越えたあたりで先導者が離脱し、本格的にスタート。
 気温は低いけど、天気は悪くなく集団とともに進んでいく。
 でも、いつもと違うのは・・・スプーンを越えたあたりから足が・・・そしてヘアピンを越えたあたりでそれは確実に。もう足がありません(笑)。
 結局デグナーくらいで一緒にスタートした友人達にもおいて行かれ、1周回持ちませんでした(泣)。
 あとは4時間、痛む首、腰、攣りそうな足で、時間が過ぎるのを我慢した感じ。
 20周回は春と同じなんだけど、平均速度は27キロほど。
 いやー人間の体って、あっという間に衰えます。それを実感したレースでした。
 ということで、ひたすらコースの左側をゆっくり走ったのでアクシデントやハプニングは無かったんだけど、一つだけ残念だったのは、ガーミン(Edge500)が、ラップを刻んでくれなかったこと。
 特に変な設定を変えたわけでもなく、おかしいなあと思っていたら、スタート時のGPSの測位がおかしかったことが判明。まあでもこれは仕方ないかな。

 ↓ガーミンのデータ(よく見るとスタート位置がコース上でない!)
 http://connect.garmin.com/modern/activity/635950696

 また一から鍛え直しです。
 とはいえ、お尻もいちおう癒えたし、というか癒えることがわかったので、ちょっと安心して自転車に乗れそう。
 次にシーズンに向けてまたがんばろうかと・・・。


2014年11月20日木曜日

痔持ちの自転車乗り(その5、治療編)

 前回のエントリーで、10月27日に1回目のジオン注射を受けたところまでを書きましたかね。
 その後のことを忘れないうちに書いておきます。

 1回目の注射の3日後、10月30日(木)に再び受診し、2回目の注射をしてもらいました。
 これも3箇所の患部に1本ずつ。ほとんど痛みなし。あとは、2週間以上経ってから経過を見るためにもう一度受診することを言い付けられて、この日は引き続き仕事へ。
 注射後は、お尻の奥の方が鈍く痛む程度で経過してたんだけど、11月4日に大を済ませてから、急に違和感が増大(なんというか残便感というか)。また、おそらく注射が効いてきたのか、より出口付近に近い(と感じる)場所に鈍い痛みが増した。(ちょっと気になって急遽受診するかどうか迷ったが時間もなくそのまま)。ちょうどこの頃風邪をひいて咳がひどくなって、咳をするとお尻に響く、そんな感じ。なるほど、全く痛みはなしというわけにはいかないようです。
 「痛くない注射」というキーワードにもかかわらず、(激痛ではないけどちょっと)痛かったり痒かったり、気持ち悪かったり・・・これ本当に順調に直ってるのかなあとかものすごく不安になりました。何しろ患部を自分で確認できないので様子が分からず、乗っていいと言われていた自転車も不安で何となく乗る気にもなれず、ここまできたら、心配ないと言われるまでおとなしくしておくことに。
 そんなすっきりしない感じ(むずかゆい~痛かゆい&鈍く痛む感じ)で2週間が経過し、11月14日に言い付けどおり、改めて診てもらいに行きました。
 例によって診察台に乗り、肛門鏡でグリグリされ、「経過はいいですよ。注射した部分が硬くなってきていて、効いてきています。このまま順調なら6週間くらいかけて硬化~回復していきます。だいたい12月の中頃くらいかな。その頃になってもまだすっきりしないなら、また診せに来てください。」と言ってもらって、一連の治療は終了となりました。
 あと気になる自転車やその他の運動についても、前に言ってもらったとおり「全く気にしなくて良し」とも言ってもらいました♪
 この時点でまだまだすっきり元どおりではないのだけど、でも治療に目処が立ったので、かなり心が楽になりました。
 もうこのまま直らないのなら、自転車乗りはもうやめて、別の何かを始めようかなあとまで思ってたんで。

 さあさあ、となれば自転車生活再開です。
 実はこの次の日が鈴鹿エンデューロ2014秋の開催日でした。
 私は、何ヶ月も前(発症より前)に早々に4時間、ロードソロ部門にエントリーしていました。
 さすがにほぼ3ヶ月、自転車を含む運動らしい運動をしていなかったんで、苦戦は間違いなし。
 その模様は、次のエントリーでまとめることとしまして、「痔持ちの・・・・」シリーズはこれで一旦お開きにしたいと思います。が、場合によっては番外編とか資料編とか、もし順調回復しなければ更にその後編とかもありかも。
 
【備忘録的今回の経過】
 8月お盆過ぎ~ お尻の奥に、何となく違和感(挟まっている感じ、きっかけ不明)
 9月4日 外痔核発症(お風呂掃除中)
   5日 痛いので病院で切除術
   13日 回復間に合わず王滝SDAとダートマラソンをDNS
   19日 概ね回復して自転車再開
   26日 自転車通勤も再開
   末頃 再びお尻の奥に違和感(8月発症のを直った気になってただけか)
 10月3日 再受診、内痔核の診断(治療不要との診断)
   27日 別の病院を受診、内痔核硬化療法(ジオン注射)の1回目を受ける
   30日 内痔核硬化療法の2回目
 11月14日 内痔核硬化療法後の経過受診、経過良好との見立て、治療は一旦終了
   15日 鈴鹿エンデューロ2014秋出場(ロードソロ4時間)
 12月中旬 経過が悪ければ再受診

2014年10月27日月曜日

痔持ちの自転車乗り(その4、その後編)

 約1ヶ月前の9月末に外痔核から全快し(その3を参照)、自転車通勤を再開できた旨、報告したところですが、その後また色々ありました。
 再開して2回目(1週間)で、肛門あたりに違和感を感じはじめました。
 今度は、外からでは腫れとかはわからず、でも出口の奥の方にずっと異物感があって、サドルに腰掛けると当たる感じで、明らかにこれまでとは違います。
 出血するとか、痛むとかはなく、普段の生活には特段の問題はなし。でもやっぱり、いすに腰掛けると何となく違和感&当たる感じ、たまにむずがゆいとか。また、肛門あたりを手で押さえてみると、何となく残便感というか。
 そんなことで、10月3日に改めて行きつけの病院を受診しました(もうすっかり病院でお尻を出すことに抵抗がなくなってきた(泣))。
 診察の結果、先生曰く「奥にも立派なのがありますねえ。内痔核です」とのこと。
 ただ、前回のように切除するとかではなく、悪いものではないのでこのまま様子見。
 あと、「自転車は良くないなあ」とのこと。
 えっ・・・。絶句している私に先生曰く「とはいえ、乗る必要があるなら仕方ないもんなあ。痔だけが人生じゃないし、おしりと相談しながら乗るってことでいいでしょう。この先いくらでも手はありますし。また悪くなったら診せに来てください」といわれ、ものすごいたくさんの軟膏を処方してもらって帰りました。
 で、それから3週間あまり、少しは症状がましになるのかなあと思って、自転車に乗らず、悶々とした日々を過ごしてきたのでした。
 嗚呼、暑くも寒くもなく、抜けるような青空、自転車で走るには一番良い季節なのに。でも悪化しては身も蓋もないので我慢我慢と。
 でも、一向に回復しないし、このまま養生してれば回復するのか、回復しなければやはり自転車は諦めた方がいいのか、また回復する方法はないのか、な~んてことを家で奥さんと話していたら、京都市内の職場の近くに評判の良い肛門科を見つけてくれました。痔核ならここって所らしい。更に奥さんが同僚にも情報収集してくれて、どうもその旦那さんとやらもそこで治療を受けたとのこと。

 そこで本日、改めてその病院を受診してきました。

 受診したのは京都市内今出川通浄福寺下ルの「渡邊医院」。たたずまいはとても和風で落ち着いた感じ。
 中に入ると肛門科専門なんで、待合に置いてある座布団は全て円座クッション(笑)
 私が「初診なんですけど~」と言って受付をしたときには2名が待合におられて、更に同じ痔主のひと(だと思われる。だって他の目的の人は来ないはずだから)が、次々と「初診なんですが・・・」って入ってくる。なるほど、世の中には同じ悩みの人はたくさんいるのね・・・。
 ほどなくして順番が回ってきて診察室へ。
 先生は本当に丁寧に説明をしてくれて、こちらの心配も訊いてくださる。
 例によって(というか、前の病院でも同じ事をされたんだけど)肛門内をグリグリされ、「肛門鏡」とやらを挿入され丹念に中を診られ、診断は同じく「内痔核」とのこと。
 詳しくは、
  ① 直腸の終端、肛門の手前の血管の集中する場所にできた静脈瘤(いわゆる内痔核)で、特に動脈がつながってきて形成されやすい部分の3箇所に形成されている。
  ② これが違和感の原因であるが、特に悪い病気でないし、形成されたら必ず除去しなくてはならないものではない。
  ③ また、程度はそれほど深刻ではない(Ⅰ度)。
  ④ ただ、患部に注射をし、硬化させて除去する治療が可能。
  ⑤ 内痔核が自転車に起因するものではないので、乗ってもかまわない。内痔核に伴う異物感があっても大丈夫。「痔でやりたいことを我慢するなんて、ストレスの原因です」。
 との見立て。
 特に⑤については本当にほっとして、この一言をもらっただけで今日は良かったって思いました。
 あと④について説明を受け、こんな感じ。
  (1) アーモンド油とフェノールの混合物を注射し、血管をつぶし、意図的に炎症を起こして硬化させ、静脈瘤を自然除去する、いわゆる「ジオン注射」の適用が可能。
  (2) 各患部に直接、5mlずつ注射するが、量の関係で1回で注射しきれないので、1週間以内に2回注射する。
  (3) 注射後、2週間程度してもう一度経過観察に診察に来ること。
 とのこと。
 注射は日帰りで今日にでも可能とのことで、早速1回目を今日してもらうことに決めました。それにしてもお尻の穴に注射3本って・・・。
 注射は直腸部分の神経のない部分にするので痛みはなし、ただ、注射後は多少の出血の可能性があることと、注射したその日はお酒はダメとの注意をもらった上で、再度診察台へ。
 先生の「ではいきますよ」との合図の後、「いま針を刺しましたよ~」、とか「いま注入中、気持ち悪いけどもうちょっと我慢してね」とか声をかけてもらいながら、「自転車って琵琶湖回ったりするの?」「はい、1日で回りますよ。他にも淡路島とか」「貴船の方とか走ってる人見ましたよ。坂キツイのにねぇ」「そうですよね、自転車乗りってちょっとおかしいですよね(笑)」とか、そんな会話と共に注射終了。その後、更に血液検査用に腕から採血して診察終了。
 特に痛みはなかったんだけど、やはり変なところにある程度の量の液体を注入するのだから、今日の所はいつもに増して違和感が残っております。

 と、そんな動きがこの1ヶ月ほどでありました。

 次の診察(注射)は、今週の木曜か金曜日あたり。
 これで注射を終えて、効果が出て、そしたら今月中旬の鈴鹿には間に合うかな♪
 そんなところです。
 まあでも、回復する方策が見つかっただけでも、今日は良かった。
 それにしても、なかなか本来の自転車乗りのことを書き始められないブログです(苦笑)。

2014年9月26日金曜日

痔持ちの自転車乗り(その3、回復編)

 すっかり「痔」専門のブログになりつつありますが・・・(笑)

 いわゆる「切った日」から今日で3週間になりました。
 その後の経過としては、
 10日目くらいから、切った部分の腫れが目に見えてひき始め、
 2週間目で、完全に出血が止まりました。
 そして切った日からちょうど2週間後の19日、跡形は残るもののほぼいつもどおりの生活に支障がなくなったため、久しぶりにちゃんと自転車に乗りました。
 最後にまともに乗ったのは9月3日だったから2週間ぶり、また盆以降、家族サービスやら、それこそ痔の前兆でかなり頻度は減ってたし、そんな意味では実に1ヶ月以上のブランク。

 コースに選んだのは、京都府井手町の通称「万灯呂山」。
 自宅からは往復20㌔ほど。
 京都府の南部では比較的有名なヒルクライムスポットで、多賀フルーツライン手前の橋をスタート、
 万灯呂山展望台の駐車場がゴール。
 道案内には展望台まで4,400メートルとありますが、サイコンの読みで3.6㌔ほど、また獲得標高は250メートルほど、
 速い人は10分台前半で登るそう。

 息を切らして自転車に乗るのが本当に久しぶりで、しかも部屋の奥にしまっているロードを引っ張り出すのが面倒なんで、いつものTREK6000の、いつもの通勤仕様そのまま。
 ここを登るのはおそらく1年以上ぶりでしたが、ものすごい疲れました。
 でも相変わらず展望はすばらしくて、登ってきたなあって実感します。


 そして3週間目の今日、26日、
 天候の関係で延び延びになってた自転車通勤も再開です。
 ああっ、もう何の心配もなくお尻をサドルに付けられるって最高!
 11月には、今年最後の鈴鹿エンデューロ秋も控えているので、鈍った体をぼちぼち引き締めていきたいと思います。

2014年9月11日木曜日

痔持ちの自転車乗り(その2)

 木曜日になりました。
 2014王滝ダートマラソンが2日後に、クロスマウンテンが4日後に迫ってきました。


 で、症状の方なんですが、日々少しずつではありますが快方に向かってるのは確かなんだけど、まだ何の心配もなく走ったり、自転車に乗って走り回るにはほど遠く、DNSとすることを決めました。
 もう今日決めとかないと、いろいろな準備もあることだし。
 強行して悪化してもいやだし。


 具体的には、痛みはほぼ収まって、何とか座って机に向かって仕事ができる程度にまではなった。
 けど、まだ患部の腫れが収まらず、地味~に出血も収まらず、座ると違和感(そら当然です。まだ飛び出てるんですから)。
 なんで、自転車のサドルにおしりを当てるというのはかなりハードルが高い。
 それに何より、会場までの車の運転が3~4時間あるので、そこが超えられない。
 そんなところです。


 残念だけど、仕方ありません。
 エントリー料が返らないとかよりも、さわやかな秋空の下、走れないことがね。
 楽しみは次回に持ち越しです。


  
 《ここからは備忘録》
 外痔核は、切除しなくても自然に治るのを待つこともできる。(←これまではそうしてた)
 ただ痛みが伴うので、その原因となる静脈瘤(血豆)を切除する方法もある。(←今回はこっち)
 確かに切除することで、痛みはかなりましになり・・・いや、切って2日程度はズキズキと切った部分が痛んだし、出血もひどかったから、ケアには手間がかかったし、気分的にも滅入る。
 なんで、切って直すのは、取り急ぎ痛みから解放されたい場合の方法かもしれない。
 過去の経験では、切らなければ1週間もすればかなり痔核はひいてきたことが多いし、そもそも切らないから出血はないし、おそらく10日もすれば再び自転車に乗ることも、走ることもできたかもしれない(大きさによる)。ただし、終日痛む。
 切ってしまうと、傷がふさがって完治するのにはもうちょっとかかるかもしれないな。
 そんな訳で、もし次回があるのなら(二度と御免だけど)今度は切らないでおこうかと思います。

2014年9月9日火曜日

痔持ちの自転車乗り

【「痔持ちの自転車乗り」シリーズまとめ】

  その2(2014秋王滝諦め&外痔核の切除備忘録)
  その3(外痔核の切除から回復&久しぶりのヒルクライム)
  その4(内痔核の発症~ジオン注射)
  その5(ジオン注射からの回復、痔核の発症から治療、回復の経過一覧)
  その6(内痔核の再発、でも急いで再治療しない)
  その7(発症から半年あまり経過した現在の状況)



 今週末の王滝でのRUNとMTBのレースに向け着々と(慌てて)準備を進めてきましたが、ここに来て大きな落とし穴にはまってしまい、DNSの危機を迎えてしまいました。


 落とし穴とは、穴だけに「痔」・・・。


 9月4日(木)の夜、おしりに違和感を感じ、まともにお尻を付けて座れない事態に。
 翌日医者に行って、何としても次週末のレースに出たい旨説明したところ、
 「じゃあ切りますか」
 とのことでいわゆる「外痔核の切除術」を実施。平たくいうと、穴の腫れている部分の原因となっている「血のかたまり」を切って取り出す術式です。
 で術後の週末、それはそれは大変な思いをして過ごしたわけですが(生々しすぎて書くに堪えず)、
 週が開けて4日経つ今日の時点でも、若干の出血、そして普通に座れない程度の違和感は残り、
 まだ諦めきれないものの、今週末のレース、万全の調子での出場は難しいなあと、思っているところです。(というか、会場までの車の移動も)

 おしりの不調は、実は今回が初めてではなく、以前から1年に一回くらいは調子を崩し、必要なら病院に通って薬を処方してもらってたんですが、切ってもらったのは今回が初めてでした。
 お医者さん曰く、「切っても切らなくても直るのにはそれぞれ時間がかかるなあ。傷口ふさがらないと、自転車乗ると痛いよ」とのこと。
 お医者さんと話してた感じでは、切ってから、もう少し早く快方に向かうのかと思ってたんだけど、思いの外時間がかかって、過去の経験からいえば、敢えて切る必要は無かったかなあとも思っています。


 ところで、一言に「痔」といっても、今回私が患っているのは「外痔核」といって、出口付近に静脈瘤(簡単にいうと血豆)ができ、そのせいで腫れた部分が外側に飛び出てしまって、それに引っ張られる周囲が痛むのです。
 これになってしまえば、自転車に「乗れない」というよりは、はっきり言って痛みで「乗る気を無くし」ます。
 一方、「内痔核」というのもあって、これは出口よりちょっと奥の方で同じような事が起こるのですが、これはその部分に神経が無いので、痛まないそう。ママチャリならともかく、それほどどっかり座らないロードバイクやMTBなら大丈夫かな。ただ、腫れに腫れて出口から先っちょが出てくるとか、出血するほどになれば、これはさすがに自転車に乗るのはきつくなると思われます。


 また痔の原因として、便秘(力みすぎてなる)とか、運動不足(血行が悪くなる、便秘の原因)とか、辛いものの食べ過ぎとか、いろんなことが書かれていますが、今回は特にどれも当てはまらないんですよねえ。
 敢えていうなら、夏の疲れがたまってたとか、そもそも遺伝とか(母が痔持ち)。でもそんなの普段から予防できることでもないですしね。
 他にもいろんな情報があるようですが、そのあたりは専門のサイトにお任せすることとしましょうか。

案内、来てるんだけどなあ・・・


 それにしても・・・
 この夏は、自転車も走るのも、この歳にしてそれなりにがんばってきたのに、
 去年は大雨だったレース、予報では長野方面は好天の予想なのに、
 ギトギトの暑さもやっと終わって、やっと秋の青く高い空に変わってきたというのに自転車に乗れないなんて・・・
 でも、これは神様からの「まだまだ君は今の時点では準備不足よ」とのメッセージかと思って、受け入れるしか無いかなあと思って納得するか・・・いやできません(苦笑)。
 木曜日を目途に(といってもあと2日だけど)判断するか。