2014年9月9日火曜日

痔持ちの自転車乗り

【「痔持ちの自転車乗り」シリーズまとめ】

  その2(2014秋王滝諦め&外痔核の切除備忘録)
  その3(外痔核の切除から回復&久しぶりのヒルクライム)
  その4(内痔核の発症~ジオン注射)
  その5(ジオン注射からの回復、痔核の発症から治療、回復の経過一覧)
  その6(内痔核の再発、でも急いで再治療しない)
  その7(発症から半年あまり経過した現在の状況)



 今週末の王滝でのRUNとMTBのレースに向け着々と(慌てて)準備を進めてきましたが、ここに来て大きな落とし穴にはまってしまい、DNSの危機を迎えてしまいました。


 落とし穴とは、穴だけに「痔」・・・。


 9月4日(木)の夜、おしりに違和感を感じ、まともにお尻を付けて座れない事態に。
 翌日医者に行って、何としても次週末のレースに出たい旨説明したところ、
 「じゃあ切りますか」
 とのことでいわゆる「外痔核の切除術」を実施。平たくいうと、穴の腫れている部分の原因となっている「血のかたまり」を切って取り出す術式です。
 で術後の週末、それはそれは大変な思いをして過ごしたわけですが(生々しすぎて書くに堪えず)、
 週が開けて4日経つ今日の時点でも、若干の出血、そして普通に座れない程度の違和感は残り、
 まだ諦めきれないものの、今週末のレース、万全の調子での出場は難しいなあと、思っているところです。(というか、会場までの車の移動も)

 おしりの不調は、実は今回が初めてではなく、以前から1年に一回くらいは調子を崩し、必要なら病院に通って薬を処方してもらってたんですが、切ってもらったのは今回が初めてでした。
 お医者さん曰く、「切っても切らなくても直るのにはそれぞれ時間がかかるなあ。傷口ふさがらないと、自転車乗ると痛いよ」とのこと。
 お医者さんと話してた感じでは、切ってから、もう少し早く快方に向かうのかと思ってたんだけど、思いの外時間がかかって、過去の経験からいえば、敢えて切る必要は無かったかなあとも思っています。


 ところで、一言に「痔」といっても、今回私が患っているのは「外痔核」といって、出口付近に静脈瘤(簡単にいうと血豆)ができ、そのせいで腫れた部分が外側に飛び出てしまって、それに引っ張られる周囲が痛むのです。
 これになってしまえば、自転車に「乗れない」というよりは、はっきり言って痛みで「乗る気を無くし」ます。
 一方、「内痔核」というのもあって、これは出口よりちょっと奥の方で同じような事が起こるのですが、これはその部分に神経が無いので、痛まないそう。ママチャリならともかく、それほどどっかり座らないロードバイクやMTBなら大丈夫かな。ただ、腫れに腫れて出口から先っちょが出てくるとか、出血するほどになれば、これはさすがに自転車に乗るのはきつくなると思われます。


 また痔の原因として、便秘(力みすぎてなる)とか、運動不足(血行が悪くなる、便秘の原因)とか、辛いものの食べ過ぎとか、いろんなことが書かれていますが、今回は特にどれも当てはまらないんですよねえ。
 敢えていうなら、夏の疲れがたまってたとか、そもそも遺伝とか(母が痔持ち)。でもそんなの普段から予防できることでもないですしね。
 他にもいろんな情報があるようですが、そのあたりは専門のサイトにお任せすることとしましょうか。

案内、来てるんだけどなあ・・・


 それにしても・・・
 この夏は、自転車も走るのも、この歳にしてそれなりにがんばってきたのに、
 去年は大雨だったレース、予報では長野方面は好天の予想なのに、
 ギトギトの暑さもやっと終わって、やっと秋の青く高い空に変わってきたというのに自転車に乗れないなんて・・・
 でも、これは神様からの「まだまだ君は今の時点では準備不足よ」とのメッセージかと思って、受け入れるしか無いかなあと思って納得するか・・・いやできません(苦笑)。
 木曜日を目途に(といってもあと2日だけど)判断するか。



 


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